BANAPA通信

表参道にある小さなギャラリーオフィスで起こる
日々をつづるブログ

まっさら

近頃、後輩のmatsumotoが「このブログに書くネタが

ないときの記事がイマイチで…」と

つぶやいていたのですが、彼女がネタを用意しているときと

していないときの記事の違いは、皆様わかりますか?

違いのわからない女“うちやま”です。

 

G.W.まっただ中の本日は、オドロキ写真をご紹介!

熊本旅行記を書くのが面倒くさく

なったわけではありません。

皆様に、うちやまの日々のオドロキをご紹介したい。

その一心で筆を進めております。

 

 

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からっぽ

 

オドロキ度☆☆★

レア度☆★★

かわいい度☆☆☆

次回は、本当に最後の熊本旅行です!

 

 

written by うちやま

1300年流れっぱなし

熊本旅行の〆は温泉。
ただ、熊本ではなくお隣の県・福岡の二日市温泉です。
なんと、開湯はさかのぼること約1300年。

日本最古の和歌集「万葉  集」にも歌われた温泉だそう。

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創業155年の立ち寄り湯
町名はなんと“湯町”

時代の重みを感じられる〜と
ワクワクしながら行ってみると…とても現・代・的!

 

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とても清潔な休憩所

 

朝イチに飛び込んだところ、地元の人でにぎわい

銭湯にありがちな井戸端会議が繰り広げられていました。

近所のおいしい飲食店を、お店の人に聞いたら常連さんと

相談しながらいろいろ教えてくれました。

 

朝から温泉は、ちょっと疲れますがおすすめです!

贅沢な源泉掛け流しでお肌はトゥルトゥル

心もからだもホカホカしながら、太宰府へ向かううちやま。

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電車がレトロでかわいい♪

 

くまもと旅の話は、本当に次でおしまいです。

 

 

written by うちやま

お土産こぼれ話

そろそろ、お出かけが楽しくなる時期ですね。

一昨日、伊豆ヶ岳で山登りをしてきました

うちやまです。

猿やキツツキがと出会って大興奮 !

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「右側“も”行けます」
“右側”に何かありそうな予感しかしない

 

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どうしても、危険な方へ行かせようとしている表示

 

そして標識に罠がたくさんあって、かるいカルチャー

ショックを受けました。

突然ですが

旅先で、簡単にカルチャーショックを受けたい方は

ぜひ、地元のスーパーへ行ってみてください!

ひとり旅で時間がある時は、必ず地元のスーパーへ行きます。

地方によって、売っているものも物価も全然違っておもしろいんです。

 

新潟では、カステラパンや 活きの良いトビウオ
ロサンゼルスは、コンソメ味のカップヌードルとまずそうな蕎麦
そして沖縄は、ブタの頭!!
インドでは、ビールがない…
さらに、なぜか子どもたちが後ろを付けてくる!
台湾は屋台が発達してるからか、スーパーが見つからず…

 

結構おもしろいと思いませんか?

 

そして熊本ではこれ

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棒ラーメン!!!

なんと、18種もの種類がありました。

家族のお土産用に、棒ラーメンとさつま芋、 デコポンを

大量に購入してリュックへin!

疎開する子どもの様にウキウキして家族に配ったものの

「…この芋………東京でも買えそう…

なぜにそんなに重いものを」と酷評でした。

 

まだまだ旅の話は続きますよ。

written by うちやま

途中退場、飲食可。寄席=悲喜交交

4ヵ月後に日本のてっぺんに登る予定ですが、

10年ぶりくらに体脂肪率を測ったら、8%も増加しており

愕然となっているうちやまです。

どうやら「肥満への道」という、てっぺんを

ひとり登っていたようです。

 

先日、初めて真打ちお披露目興行へ行って参りました。

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めでたい

 

真打ちとは?

英語で言うと「Star performer」。

落語家・講談師などの最高の資格のこと。今回は落語家さんのことを

指します。真打ちになれば、寄席で一番最後に演じる「トリ」を努められ

ますし、また「師匠」と呼ばれてお弟子さんをとることができます。

落語界へ入門した人は皆、この「真打ち」をめざして修行に励むわけで

す。

晴れて「真打ち」になったあかつきに、寄席でお披露目するのがこの会。

 

最近のブームにのって、寄席(落語)デビューするならこのお披露目会は

本当にオススメ。めでたい席ということもあり、

滅多に見ることのできない重鎮の落語家たちがズラリ。

 

かなり失礼ですが、いつもはおもしろい人が一人でも居れば“御の字”な

寄席。これで~お金取るの~?と悲しくなることも。

 

そうそうたる面々がはなし終えたところで、今年真打ちになった

新・師匠がトリを飾るのです。

 

新・師匠にとってはしょっぱなから最大のピンチ!?ともいえそうですが、

見る方にとっては、滅多に見られない大師匠たちを目の前に、

ワクワクが止まりません。このめでたい席に、師匠たちはどんな噺を選ぶのか。

落語協会の会長を務めた師匠が三人も登場

落語協会の会長を務めた師匠が三人も登場

大師匠たちのお噺、今ではすっかり忘れております…。

なぜなら、お祝いの口上がとても良かったから。

 

 

ある師匠は、自分より半分も生きていない新米師匠へ

しみじみと、そしてうれしそうに

「彼が小さいころから、ずっとそばで成長を見てきて

面倒もみてきた。今日からは、ライバルですね」とひと言。

自分の孫ぐらいの年齢の子に、「ライバル」と言い放つ度量の大きさと

あまりある自信にクラっとしました。

 

そして、その言葉を聞いた時の新・師匠のうれしそうなこと!

一生懸命やってきたんだろうなと思うとなんだかホロリ…

 

芸人の世界は本当に“技”あるのみ。土俵に経つ資格はあれど、

技術がなければ同じ土俵に立てないんだなと、落語のおもしろさを

再認識したのでした。

 

 

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新・師匠に幸あれ!

 

 

<本日のまとめ>

初心者には真打ちお披露目、おすすめ!

ただし、寄席に行ったらいつもすごい人ばかり

出てくるわけでもないということを肝に銘じましょう。

 

written by うちやま

熊本旅行記8

前回、外国人に日本人でないと認識されたウチヤマ。
この出来事が今回の旅で、一番のクライマックスで
ありましたが、もう少しおつき合いいただければと思います。

 

日本三大名城とも言われる、熊本城へ。

熊本城、とにかくでかいです。本気でまわったら1日はかかるはず。 ただ改修工事ばっかりしていたので、行きたいと思っている方はもう少し待った方がいいかも。

とにかく「でかい」。本気でまわったら丸一日はかかるはず。
 改修工事ばっかりしていたので、行きたいと思っている方は、もう少し待った方がいいかも。

 

2008年に復元を終えた本丸御殿。

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キン☆ピカ。よく見ると細かいところまで 細工が施されていました。30年後には、重みのあるものになっていそう、と今からドキドキです。

 

熊本城の重要文化財の中でも一番感動したのが、宇土櫓!

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宇土櫓の中

400年前から現存(改修工事有)していると言われています。

しかも、櫓なの地下一階、地上五階建てとデカイ。

私の地元の小田原城の天守閣よりでかいのです。

このような五階櫓が6基もあったなんて聞くと、

熊本城がいかに大きいかがわかるかと思います。

 

これを教えてくれたのは、ボランティアガイドのおじいさま。

熊本城には、観光客と同じ数くらい居るではなかろうか?という

たくさんのボランティアの人々が、観光客を捕まえては

いろんなお話をしてくれるのでした。

 

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ガイドのおじさまが、20代半ばの美女に説明をしている図

おじいさま、美女が一人旅…イコール傷心旅行と気遣い、

明治神宮にある「清政の井戸」と同じご利益のある「井戸」が

熊本城にもあると美女に力説するも、

神奈川県出身と聞き、がっくりしているおじいさま。

 

なんだかその光景を見て、地元である熊本を

心底愛しているんだなと、微笑ましくなりました。

私は、小田原城のこと誰かに説明しろと言われても、

あそこまでしゃべれる自信はありません。

 

みなさんは、自分の地元の歴史って誰かに

話せるくらい詳しいですか?

 

ぼーっとしながら、熊本城をまわっていたら

以前「一緒にまわろうゼ!」と言っていた外人トラベラーくんと、

天守閣の案内看板の前でばったり再開!

ちょうど見終わって戻ってくるところだったらしく

「天守閣はあっちだぜ!ホラホラ」と大きめのジェスチャーを

交えた英語で説明してくれました。

 

目の前の看板、読めるよ…だって私、

日本人だから。日本への愛、あふれてるから!

あと1回で終わりにします。

 

 

written by うちやま

熊本旅行記7

「前回、くまもとラーメンを食したJapanese・ウチヤマ。

目指すは、夏目漱石の坪井旧居。そして近くにある

「熊本城」がこの旅の大・本・命。

 

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夏目漱石の本は装丁が めちゃんこかわいいのであります

 

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漱石の旧居では、貴重な資料ががずらりと並ぶ

 

 

すでに15時をまわろうとしていたので、いろいろ閉まってしまう

と急ぎ足で歩みを進めるウチヤマに、東南アジア人らしき男性が
にこやかに声をかけてきました。

「Hi!! your traveler?」
トラベラー?ツーリストって言わないんだな…。
道を聞かれるのかしら?と思いつつ「yes?」と
言ったら、たいそう喜んでいる彼。

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こんな感じの人。絵がヘタクソ過ぎて通じるか不安です…

 

恐らく「いやー、熊本は交通機関がさ…なんかムズくない?キミが
良かったら、一緒に熊本県をまわろうゼ♪」的なことを言っている。

なんともバックパッカー的な発想!
異文化交流はおもしろそうだったのですが、
夏目漱石資料館へ行きたかった私は「ummmm…Doushiyo…」

「……ん!?もしかして、キミ日本人?」

「……yes?」

「うわーマジか、じゃあ一緒にまわるのやっぱいいわ。

へー。んで、日本のどこに住んでるわけ?」

「Tokyo」

「へぇ〜。いいじゃん、いいよね〜俺も東京好きだよ〜

あっ信号青だ。じゃあね〜、バイバイ〜」

 

「………」

 

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博多で豪快に壊されている建物を目の前にした時と、同じくらいのすさまじい破壊力

 

そうです。日本にいながら、外国人に日本人だと思われない

ウチヤマ。ひとり旅に出ると、人から勘違い気味に

話しかけられることがデフォルトになっております。

この先旅はどうなっていくのでしょう…。

もう、次回あたりで終わりたい気持ちです。

 

 

written by うちやま

熊本旅行記6

謎に包まれた「くまモン折り紙の館」を後にしたうちやま。
そろそろお腹が減ったということで、熊本城近くの
ラーメンマップを見つつ、ラーメン店探し。

夜になったら賑やかになるであろう、無限に近い歓楽街が
続く道をキョロキョロしながら、歩くこと2時間。

見つかりません。なぜなら、ほとんどのお店が閉まってるから
目印が分からない!

 

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歓楽街の写真がないので、 インドの街をどうぞ

ひっそりした昼の歓楽街で女の子ひとり
ラーメンを食べるのは、ちょっと怖いかも。ウン!
これは戦術的撤退!と自分に言い聞かせ、第二候補のお店へ。

案の定迷う、うちやま。14時をとっくに過ぎたころ、
なぜか目の前に第三候補のお店が表れたので、迷わず入店。

お客さんは私のみ。
お店に入ると、店主がニコニコしながらテレビを見ている
ブラウン管には国民的番組「いいとも!」が。
しかも、“熊本”対“博多”でゲスト同士が戦っているもよう。

突然ですが、ここでおかしいとお気づきの方に
1ポイント差し上げます!
そうです!コレ恐らく録画。ニコニコ見ている店主が若干恐ろしい!

気を取り直して、メニューを…

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いろいろツッコミどころ満載

 

免停の人にやさしい麺屋さん。

「チョットメン」がちょっと気になりつつ「ラーメン」をオーダー。

ラーメンのお味は、ガツンとパンチのある味でした!

写真がないので、インドから帰ってきた日にひと口食べ、 感動のあまりにボロボロ涙した、うどんを掲載 食べ物で涙が溢れ出たのは、まだこのうどんしかない

写真がないので、インド旅行から帰ってきた日にひと口食べた瞬間、目から涙があふれ出た奇跡のうどんを掲載。

次回も、素敵な出会いがありますように!

 

 

written by うちやま

熊本旅行記5

なんだろう。もうさ、フェアリーだよね?そんな感じ。うん。

と、妖精のくくりにされた経験を持つ、ゴブリン・うちやまです。

 

熊本旅行記4より続きます。

熊本県で一番古い木造建築、ジェーンズ邸へ

足を踏み入れたうちやま。

入った瞬間、「こんにちは〜」と受付のおじさまに声を掛けられました。

お金を払いつつ、私が「こんにち…」“わ”を言い終える前に

「とにかく最初はこのビデオを見てみてくださいねっ」と

早口でまくしたてるおじさま。キュルキュルキュル〜っと

矢継ぎ早に何かを言いながら、ブラウン管のテレビを

ブオーン!と起動して消えていきました。

おじさまの姿は見えませんが、誰かに「なにか」を

話をしている声だけは、延々と聞こえてきます。

 

絶 対 あ の 人 が アレ 

書 い た に 違 い な い !

「くまモン折り」を教えてもらおう♪

 

などと考えながらビデオを5分くらい鑑賞

!??…ジェーンズ氏のこと全然言ってなかったぞ!

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気になるものを発見

 

ビデオが終わると、すぐさまおじさまが現れグイグイと

ジェーンズ氏のことを話すので、頭がグツグツ

グルグルしてきたうちやま。さりげなく新しく来たお客さんに

おじさまをグイっと押し付けて、洋館の2階へ向かうのでした。

 

2階には明治時代の小学校や 中学校の教科書が

展示してあったのですが、これがまた何ともおもしろい!

ネズミなどの害虫始末法とか下着やシャツの作り方とか

とても実用的な内容。

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小学校では、「毒を持つ植物の見分け方」を 習うよう

その時代、時代に合った教育がされているんですね。

 

これからの教育は、どう変わっていくのでしょうか…。

時代によって個が大事って言われたり、輪が大事って言われたり

その時々で「正しいとされること」が変わる。

だから、自分の意見を持つということ、違うことを楽しめる

「器の大きさ・柔軟性」が大事だなと感じた日でした。

 

ガングリオン腫瘍ができた高校生のとき、知人に

「ガンらしいけど陽性(ヨウセイ)だから大丈夫だよ〜」と言われ

「妖精(ヨウセイ)か〜どんな感じだろ」と本気で思った私ですが

みなさま、大きな器で見守ってくださいね!

※ガングリオンは妖精ではないですが、陽性のガンでもありません。

「リョウセイ」の腫瘍です。

次回はくまもとらーめん編。お楽しみに。

written by うちやま

富士山のある光景が、日常だった

クロスオーバージャパンα in 新松田
紹介された、わが心のふるさと「足柄」。

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ふるさとの素晴らしい風景って、離れてみないと 気付けないのはなぜだろう

 

久しぶりに郷里の駅へ降り立ったら、
不思議なお店があったもよう。

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オーガニックのコーヒーが飲める、ティーサロン。 2階が入り口

 

高校生の時は気にならなかったのが
不思議すぎる。なぜ気付かなかったのか。
あなたも、久しぶりにふるさとへ行ったら
そんなお店が見つかるかもしれませんよ。

 

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アーティスティックな金太郎

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アーティスティックな金太郎2

どっとはらい

 

written by うちやま

熊本旅行記4

くまモンの発音について、「くま↑モン↓」が正しいのか

「くま→モン↓」が正しいのか、ひとしきり悩みましたが

「熊本もん」の略だろうと、「くま→モン↓」を採用する

ことにしました、うちやまです。

これからの旅では、「くま→モン↓」と読んでくださいね。

熊本旅行記3より続きます。

 

レトロなバスに乗り込んで、向かった先は「夏目漱石第三旧居」

そこで、おもしろいものを発見!

 

漱石の説明は一切せず、後ろの建物についての コメントが明朝体で書かれています

漱石の説明は一切せず、後ろの建物についての
コメントが明朝体で書かれています

丸っぽい手書き文字と、志茂田景樹のような配色。そして、折り紙で出来たくまモンの完成度の高さに、なぜか背筋が寒くなります

丸っぽい手書き文字と、志茂田景樹のような配色。そして、折り紙で出来たくまモンの完成度の高さに、なぜか背筋が寒くなります

 

なんだろう…絶対に後ろを振り向いちゃいけない気がする。

でも、やっぱり好奇心には勝てない!

後ろを振り返ると…

 

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素敵な洋館が建っていたのでした

 

 

もやもやしながらも、 次回へ続きます。

written by うちやま

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