BANAPA通信

表参道にある小さなギャラリーオフィスで起こる
日々をつづるブログ

熊本旅行記7

「前回、くまもとラーメンを食したJapanese・ウチヤマ。

目指すは、夏目漱石の坪井旧居。そして近くにある

「熊本城」がこの旅の大・本・命。

 

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夏目漱石の本は装丁が めちゃんこかわいいのであります

 

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漱石の旧居では、貴重な資料ががずらりと並ぶ

 

 

すでに15時をまわろうとしていたので、いろいろ閉まってしまう

と急ぎ足で歩みを進めるウチヤマに、東南アジア人らしき男性が
にこやかに声をかけてきました。

「Hi!! your traveler?」
トラベラー?ツーリストって言わないんだな…。
道を聞かれるのかしら?と思いつつ「yes?」と
言ったら、たいそう喜んでいる彼。

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こんな感じの人。絵がヘタクソ過ぎて通じるか不安です…

 

恐らく「いやー、熊本は交通機関がさ…なんかムズくない?キミが
良かったら、一緒に熊本県をまわろうゼ♪」的なことを言っている。

なんともバックパッカー的な発想!
異文化交流はおもしろそうだったのですが、
夏目漱石資料館へ行きたかった私は「ummmm…Doushiyo…」

「……ん!?もしかして、キミ日本人?」

「……yes?」

「うわーマジか、じゃあ一緒にまわるのやっぱいいわ。

へー。んで、日本のどこに住んでるわけ?」

「Tokyo」

「へぇ〜。いいじゃん、いいよね〜俺も東京好きだよ〜

あっ信号青だ。じゃあね〜、バイバイ〜」

 

「………」

 

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博多で豪快に壊されている建物を目の前にした時と、同じくらいのすさまじい破壊力

 

そうです。日本にいながら、外国人に日本人だと思われない

ウチヤマ。ひとり旅に出ると、人から勘違い気味に

話しかけられることがデフォルトになっております。

この先旅はどうなっていくのでしょう…。

もう、次回あたりで終わりたい気持ちです。

 

 

written by うちやま

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