BANAPA通信

表参道にある小さなギャラリーオフィスで起こる
日々をつづるブログ

白、黒

お久しぶりです。

ここ1週間、タイトルの「色」の話をとても耳にするかと思います。

このような場所で自分の考えを書くのは少しためらいがありますが…

はっきり意思表示しておきたいと思い、あえて触れようかと思いました。

 

日本はその「色」に対して過激な考えの方があまりいないかと思います。

と、言うよりも核心的なことを言えば

私たちはこのどちらでもないので、あまり身近に感じていないかもしれません。

国の文化としてもこの件に関しては未熟なので、

どうしても関心が薄く他人事のような気がしています。

 

自分の話になりますが、私は大学からダンスを続けています。

LOCKというジャンルなのですが、

このジャンルは彼らが自分たちの思いを解放するために

作り上げたというカルチャーがあります。

言葉で伝えるのは難しいのですが、

技にも全て彼らの生活や生きている環境などのカルチャーから誕生したものが多いです。

自分がここまで生きてきた環境とは全く違う、理不尽なペナルティが課せられている生活。

そんな毎日から解放される為、自分たちの力を暴力や破壊ではない方法で訴える為に始まった文化です。

自分には彼らの良いルーツの一部を知る機会があり、本当に良かったと思います。

 

意思表示として。

自分は彼らにリスペクトがあります。

僕らには到底出せないような「パッション」があり、

世の中に対して自分たちの考えを発信する「力」があり、

理不尽があっても絶対に諦めない「忍耐力」と「結束力」があります。

こんなに力強い人々の存在を僕は他には知りません。

 

昨今のニュースでは「色」の話が先立っていますが、

本質は人間性じゃないかと思っています。

肌が何色でも善良な人間もいれば、悪意に満ちた人間もいます。

そこに「色」、「種族」は関係ないと思っています。

 

自分にはない物を持つ存在に対して

「拒否」や「偏見」ではなく、いつでも「中立」であり

善良な人間性には無条件でリスペクトを持てる人間でいたいと思っています。

 

ただでさえ忙しい世界が少しでも穏やかでありますように。

written by zenta

Chill Out

昨今のコロナウイルスの騒動もあり、投稿がだいぶ遅れてしまいました。

大言い訳野郎こと、植松です。

 

私事ですが、先月末に誕生日を迎えました。

去年は伊豆で撮影した動物の投稿をさせて頂きましたが、

今年は大人しく迎えました。

 

「自粛バースデー」ではありません。

「Chill Out Barth Day」です。

 

「Chill」、「Chill Out」

最近聞き慣れてきた単語かと思います。

意味を調べると「落ち着く」「くつろぐ」「ゆっくりとした雰囲気の〜」です。

今年はゆっくりくつろいだ誕生日でした。

 

部屋で自分が落ち着ける曲を集めた

プレイリストをかけながら掃除をしていたら

BIGINの「笑顔のまんま」が流れてきました。

「笑顔のまんま 笑顔のまんま」

「そうさ人生 生きてるだけでまるもうけ」

まさに。

今は「生きてるだけでまるもうけ」な日々だと思います。

 

いつもはお祝いしてくれる誰かと騒がしく過ごす誕生日ですが、

人生何度も迎える誕生日の1回くらいは「Chill Out」して

大事な物や人にこちらから思いふける誕生日があってもいいなと。

 

「そうさTHAT WAS THAT あの時はあの時さ」

そう言える日を待ちましょう。

 

written by zenta

1994→2020

新年あけましておめでとうございます。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

自分の正月休みは年末から片足を突っ込みハマりかけていた

海外ドラマの「フレンズ」にどっぷりでした。

 

放送時期は1994年〜2004年。

自分が生まれて間もない頃に始まっていたドラマですが、不思議と古い感じがしない。

登場人物の服装や髪型も「古いなぁー!」って感じがあんまりしません。

逆に今っぽくも見えてくるほどで、

ファッションは10年周期で回ると言われていますがまさにそんな感じです。

(ただ、若い頃のジョージクルーニーがゲストで出てきたりと時代もちゃんと感じます。笑)

 

画面を見て母親が「これフレンズ?懐かしいー!!」と食いついてきました。

「リアルタイムで見ていたのよ」と懐かしげに母親が話し、

その日からフレンズは晩ご飯のお供になりました。

やはり親子はどう転んでも似るようです。

 

シチュエーションコメディなので常に面白おかしい話なのですが、

まれに出てくる日本とは「文化の違う」笑いに首を傾げたり

ブラックジョークや下ネタ等、万国共通で面白いものは面白いんだなと笑ったり。

多くの笑いと共に新年を迎えることができました。

 

今年は年始から笑いが多い1年にできそうです。

written by zenta

september

お久しぶりの投稿になってしまいました。

10月なのにこのタイトルでの更新です。

実は大学時代にダンスサークルに所属していたのですが、

ありがたいことに縁あって現在でも外部のイベントで続けさせて頂いてます。

誘ってくれる人や一緒に踊ってくれる人がたくさんいて幸せに思います。

 

それでも2年程忙しかったりして大きなイベントに出たりはできなかったのですが、

ようやっと9月に沈黙を破ることができました。

社会人だけで20人程のメンバーで踊らせて頂きました。

 

学生の頃はスキルフルに勢いに任せて踊るような意識でしたが

今は楽しく踊るのが何より大事に思います。

ダンスとの向き合い方を考えるようになったのも

今でも踊れる居場所があるからこそだと思います。

 

本番の感想は「本当に気持ちよかった!」の一言につきます。

 

3ヶ月ほど練習を重ねて、そのメンバーで夏を楽しみ、

イベントが終わり1ヶ月経った今でも変わらず集まって遊んでいます。

踊りだけではなく遊びのコミュニティとしても大きな居場所になりました。

 

見に来てくれた友人や同僚にもとにかく感謝が尽きませんでした。

同僚。

そうです。

実は見に来てくれました。

8月から新たにクロスで働いてくれている、長曽我部くんです。

同い年ということもあって仲良くさせてもらっています。

この写真はどこを見ているんでしょうか・・・笑

 

知り合ったばかりなのに見に来てくれるフットワークの軽さには脱帽でした。

ありがとう!

楽しんでもらえたようでよかったです。

 

タイトルの「september」は今回踊った曲名です。

踊ったのはカバー版ですが、

元のアーティストはEARTH WIND &  FIREです。

楽しい気分にしてくれるので聞いていただけたらと思います。

 

また気持ちよく踊れる機会を心待ちにしています。

written by zenta

職人魂を感じる…

お久しぶりのと以降になってしまいました。

長かった梅雨も明けたと思いきや酷暑が一気に攻め入ってきて

かなりバタバタした今年の夏も少し落ち着きました…かな?

いかがお過ごしでしょうか。

 

今回はマイブームのお話です。

最近「鬼滅の刃」というアニメにハマっています。

ざっくりとしたストーリーは

大正時代、人を食う鬼に家族を殺されてしまい

妹を鬼に変えられてしまった主人公、炭治郎(たんじろう)が

妹を人間に戻す方法を探すために鬼と戦う部隊である鬼殺隊に入り、

仲間ができたり、鬼との戦いで強く成長していく。

というようなTHE 王道バトルマンガなのですが。

 

アニメを見て驚きました。

主人公や仲間が技を繰り出す際に水や波、雷などの

エフェクトが出るのですが、めちゃくちゃ作画が綺麗です。

まるで葛飾北斎の神奈川沖浪裏が動いているようなイメージです。

「こんな綺麗なものがアニメで見れる時代になったのか」

「まるで映画みたいじゃないか」

と素直な感想です。

素人目に見ていても作品に対する情熱が伝わってきます。

日本のアニメは世界一と言われるだけの職人魂を感じました。

 

作画が綺麗という理由で好きになったアニメは初めてだったので、

デザインや作品を見る機会が増え少しは目が肥え始めたのかもしれません。

私は善逸(ぜんいつ)という1番ヘタレなキャラクターが好きです。

 

画像は著作権の関係で貼れないので、ぜひ調べて頂ければと思います。

ネットフリックスやアマゾンプライムでも見ることができますので

興味が湧きましたら是非見て下さい。

 

ちなみに。内容が内容なので耐性がない方にとってはそれなりに怖いです。笑

勧めておきながらですが、見る際はお気を付け下さい。笑

written by zenta

新しい形

さて。

前回はアーティストそっちのけでLiLiCoの話ばかりした私ですが、

さすがにきちんと楽しんだ記録も残そうかと思います。

今年のグリーンルームフェスは個人的に好きなアーティストが多く出演していました。

その中から2組、TRI4THとSIRUPの話をしようかと思います。

どちらもどう読むのか一瞬分からないですよね。。。

最初はTRI4TH(トライフォース)のお話を。

TRI4THは「踊れるJAZZ」「叫べるJAZZ」と言われています。

1曲聴いていただければその意味はわかると思います。

 

激しく演奏するスタンスはロックバンドですが

JAZZの上品さであったり抑揚はきちんとあります。

私はJAZZに精通しているわけではありませんが

この表現が一番しっくり来るかと思います。

圧巻のライブパフォーマンスで会場の熱気が一気に高まっていました。

見て、聞いてる間ずっと鳥肌が止まりませんでした。是非聞いてみてください。

 

次はSIRUP(シラップ)。

名前の由来そのままですが、SINGとRAPの間のような歌い方をするアーティストです。

この方も独特な世界観と爽快感、そしてゆっくり時間が過ぎるような

感覚にさせてくれる歌い方が急激に人気を集めています。

グルーヴ感のある曲調ですが、やさしい声で歌うのでラッパー程の横ノリな厳つさはなく、

ゆるく聞けるけれど聞き流される訳ではない、耳を傾けたくなる歌い方です。

こちらも是非。

 

どちらもベースはありながらもこれまでいなかった「新しい形」のアーティスト。

 

温故知新。

 

言いたかっただけです。

written by zenta

会えたぁ〜

5/25日にグリーンルームフェスに行ってきました。

前職はシフト制だったので土日のイベントに行くのは諦めていましたが、

現在は行ける機会が増えて嬉しいです。

気温30℃弱の5月では灼熱の中、横浜の赤レンガ倉庫でお酒を飲みながら

好きなアーティストの歌を聴く。最高でした。

 

タイトルの「会えたぁ〜」ですが、出演アーティストの事ではありません。

という事で今回は好きなアーティストの話ではありません。悪しからず。笑

 

私が「会えたぁ〜」のはLiLiCoさんです。

なぜこんなに喜んでいるか。クロスでは毎日ラジオをかけているのですが、

毎週金曜日のJ-WAVEでLiLiCoさんがパーソナリティの番組があります。

ハイテンションでポジティブなLiLiCoさんの番組を聴いてると元気が出ます。

(金曜日だからという相乗効果もあると思います。)

いつの間にかファンでした。

グリーンルームフェスはJ-WAVE協賛なのでLiLiCoさんがアーティストの方にインタビューした内容が

番組内で放送されるとのことで。その姿が。目の前で。見れました。

でっかい声でHey Hey!!って言いました。ラジオ聞いてる方ならわかるやつです。

グリーンルームに行ってLiLiCoさんであんなにテンション上がったのは私だけでしょう。

大満足でした。

 

次回へ続く

written by zenta

熱量の共有

皆様GWはいかがお過ごしでしたでしょうか。

私はGW初日に公開の「アベンジャーズ」を見てきました。

アメコミ映画に関しては映画館で必ず見ると決めていて、友人を誘って、もしくは誘われて毎度見に行きます。

しかしこの投稿では映画の感想は述べません。話題にしたいのは空間の話です。

 

今回はシリーズ集大成的な内容でして、3時間の長編でした。

六本木ヒルズの大きなスクリーンのある映画館で、12時から3時の回で見ました。

もちろん公開当日だったので大きなスクリーンでも客席はほぼ満席です。

 

そこで私は初めての現象に遭遇しました。

上映中、面白いシーンでささやかな笑いが起きたり、感動する場面では鼻をすする音がしているのはよくあると思います。

しかし今回は少し違いました。

シーンの内容はお話ししませんが、シリーズの常識を打ち破るような展開にて会場内からワァーッと

どよめきと歓声が混じるような声が上がったのです。応援上映とかではないので自然に漏れた歓声でした。

見知らぬ人のはずなのに一体感のある空間だったと言いますか。

遠いようで近いような不思議な空間でした。

 

おそらく同じくらいアメコミに対して熱量の高い人が集まっていたのでしょう。

あの空間はそういった人しかいなかった空間だと思います。

何故そこまで強く言えるか。

 

公開当日の12時から3時の回。

 

さて、AM/PMどちらの方でしょうか。

 

まだまだ若いからできる事ですね。

written by zenta

プライベート

先月末より桜が開花してお花見スポットはどこも飽和状態ですね…。

そんなお花見スポットの某所で先日までWワークをしていました。

自分は正直、今まで料理を食べるときに「料理人」の存在を意識したことはあまりありませんでした。単純に料理の味が美味しいとかそんな感性で食事していましたが、思わぬ所で料理の奥にある「料理人」の存在を意識する事になりました。

それが先日まで働いていたレストランの賄いのパスタ。

キッチンのスタッフに興味本位で賄いはどうやって決めて作るのか聞いてみた所、

「その日のキッチンで余ってるものとか、単純に作ってみたいなって思った物とかだよ」

と、単純明快な答えでしたが。

 

まてよ。

これはいわゆる「料理人がプライベートで作る料理」なんじゃないかと。

 

少し伝わりにくいと思うのですが、メニューで出してる物と賄いで出てくるものには本能的に感じていた違いがありました。

先に言いますが、メニューで出しているものは悪いわけではありません。お金を頂くわけですから、いつ食べてもしっかり美味しい必然的なクオリティです。

私が賄いに感じていたのは「料理人のプライベート」です。

毎回感想をお願いしてくる人、元々メニューにある物にアレンジを加えてくる人や完全に個人的な創作をして出す人など多種多様。

つまり完全に制限のない料理人の好きに作るプライベートな料理なんです。(勝手にそう思っています)

「家庭的」と「お店のクオリティ」といった美味しさの種類の話だと思いますが、料理人のプライベートはそのちょうど中間の美味しさなんです。

これ。たまらんのです。メニューという縛りはないですが、料理人としてスタッフに食べてもらうので家でザクっと手軽に作るレベルでは出したくない。

料理人としてのプライドとメニューに縛られない自由度の鬩ぎ合いの果てに生まれる

 

『THE MAKANAI』

 

初めて味に奥行きを感じました。料理人の顔が浮かぶと言いますか、人の想いを知って食べる食事ってやはり美味しいもんですね。

もう食べる機会がなくなってしまったので敬意を込めて。

御馳走様でした。

 

 

 

 

 

written by zenta

26年目で新生

私事ですが、先日誕生日を迎えて26歳になりました。

週末に小旅行で伊豆にあるシャボテン公園へ行き、驚くくらい沢山の種類の動物に会ってきました。

自前のカメラで写真を撮っていたのですが、近くで見ると動物にも表情があって面白いもんですね。それぞれ何を想っていたのでしょう。

 

みんなちがって、みんないい。

そんな言葉を思わせてくれる動物、カメラの力に改めて気づいた26歳初めての休日でした。

最後に母が買ってきてくれたケーキです。

どうやら今日から僕の名前はざんたになったみたいです。

どうぞお見知り置きを。

みんなちがってみんないい。(?)

written by zenta

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