BANAPA通信

表参道にある小さなギャラリーオフィスで起こる
日々をつづるブログ

しあわせ

 

現在、

2013年12月27日(金)17:36です。

 

今から毎年恒例の

スタッフ大忘年会に向かいます。

 

年によって参加人数はまちまちですが

今年は40人程集まります。

 

そのメンツは

 

クロスを巣立った後輩たち

普段からお世話になっているカメラマンや

ライター、イラストレーター

印刷屋さん、会計士さんなど。

ともに支え合い、助け合う仲間たちです。

 

特に余興もなく、ただ飲み食いするだけですが

本当に楽しいひとときです。

 

酔う程に賑やかに楽しそうにはしゃぐ

この仲間たちの顔を見ていると

「あぁ、幸せだな」と

心からそう思うのです

 

今年もその忘年会を開けることに

弊社に関わってくれた全ての人に

感謝を申し上げます。

 

みなさま、よいお年を。

 

来年もよろしくお願いいたします。

 

DSCF1683

written by 太田

パフォーマンス

【performance】

 

辞書でひいてみると

「性能」「実力」「功績」「成果」

などといった言葉が出てきます。

 

この方のパフォーマンスは

確かにものすごい性能です。

 

IMG_1272

御歳、64。

 

2時間みっちり

絶唱する。動き回る。

それを何日間も。

 

声援を送る私の声が

すっかり枯れてしまうのに

彼は最後まで

全くパフォーマンスが落ちません。

 

脱帽です。

しびれました。

 

来年も楽しみにしています。

 

ちなみに今秋はこちらにも行きました。

IMG_1199

 

はい。ポール・マッカートニー。

 

負けず劣らずのパフォーマンスでした。

こちらのお方、71歳だと。

 

やはり脱帽です。

written by 太田

再開

 

長いこと後輩に託していた

スキー雑誌のデザインを

本格的にお手伝いするようになって

2年が経ちました。

 

その中で

多くの制作スタッフたちと接するうちに

ある事に気づいたんです。

 

私たちのような仕事に就く人の多くは

「デザイナーになりたい」とか

「カメラマンになりたい」

「編集者になりたい」と

希望の職業に就くために就職します。

 

そして、その中から

「ファッション関連がやりたい」とか

「スポーツ関連がやりたい」

「音楽関連がやりたい」といった

希望する分野に進んだり、

もしくは与えられた実務をこなしながら

得意分野を身につけて行きます。

 

ところが

スキー関連の編集者、ライター、カメラマンたちは

多くの場合、まず自身がスキーヤーです。

しかも競技者であった(ある)人がほとんどです。

 

そして彼らは、

最初からスキー関連の本や広告の仕事をするために

この業界に入ってくるのです。

 

だから、

制作の対象である「スキー」に対する情熱が

半端無く熱いんです。

 

みんな驚くほど、スキーバカです。

そんな人たちとの交流は刺激に満ちています。

 

そんな訳で、私、スキー再開しました。

来年早々にも、スキーレポートがお届けできるかも。

 

daikanyamatsutays

写真は代官山蔦屋で行われたいる

写真家・渡辺洋一氏の写真をはじめ

多くのスキー関連書籍の展示の様子です。

*2013年12月25日まで。

 

ご興味をお持ちの方はもちろん

そうでない方も、ぜひ足をお運びください。

我々の手がけた雑誌なども置いてございます。

written by 太田

21世紀

 

 

11月中旬

平泉へ旅行してきたときのこと。

 

運良く試運転中の

日産ニューモビリティコンセプトに

乗る機会があった。

 

IMG_1239

 

乗り味は

クルマと遊園地のゴーカートの

中間といった感じ。

 

クルマと思うと全く物足りないが

特定のエリア内を移動するには

場所もとらないし、ガソリンも使わない。

とても便利な移動道具だろう。

ちなみに二人乗り。

 

平泉観光協会では

この電動カーを中尊寺や毛越寺などの

世界遺産スポットを巡る足として

無償(!)で貸し出すサービスを始めた。

 

こういった新しいテクノロジーが

どんどん実用化されている。

 

ああ、21世紀だな、と思う。

 

電話は持ち歩ける。

調べ物は図書館まで行かず手元で済む。

買い物はPCの前で事足りる。

クルマの道案内はカーナビがしてくれる。

なんて事はすでに当たり前。

 

どれもたった20年前にはなかったことだ。

中には5年前にだってないモノもある。

 

そう思うと、この20年間で

世の中はとてつもないスピードで進歩したんだね。

この先はさらにそのスピードを増すのだろう。

 

少年のとき、目を輝かせ見ていた

SFのような『未来』は

もう、すぐそこまで来ているんだろう。

 

そんな21世紀に……

『特定秘密保護法案』なんて法律を通す日本。

国民として恥ずかしい。

 

お願いだから、頼むから投票には行きましょう。

2012年の衆院選投票率が59.32%。

今年の参院選にいたっては52.61%。

 

こんな数字だから、政治家になめられる。

既得権益にあやかる人だけがせっせと投票所に通い

政治家はその人たちにしか目を向けない。

 

その他の人や意見はまったく無視され

妙な法律も通すし、原発だってなくさない。

 

政治を悪くしているのは、政治家ではなくて

自分たち、国民の1人ひとりだっていうことに

いい加減気づかなくては。

 

もう、21世紀なのだから。

written by 太田

紳士

 

憧れの人に

また会ってしまった。

 

久々の虎ネタです。

 

タイガース、新代打の神様こと

桧山進次郎氏。

 

トレードや移籍とは無縁に

入団以来、ひたすらタイガースだけで

汗を流してきた「生え抜き」の選手。

 

プロ野球ファンは、虎ファンは

こういう選手にめっぽう弱い。

 

取材撮影でお会いしたので

その成果はおいおいご紹介いたします。

 

なかでも印象的だったエピソードを

ひとつだけご紹介。

 

 

「人よりよい成績を残そうとするなら

人並みの練習では足りない。

当然、人並み以上の練習をしなくてはならない。

 

だからって、居残り練習はいただけない。

それは〝練習してます〟アピールを

他人に、自分にもしているようなもの。

〝自分は練習した〟と錯覚させるだけだ。

 

本当に自分のためになる練習をするなら

早出するにつきる。

取材陣もいない。チームメイトもいない

誰もいない環境だから集中もできる。

 

当たり前のことだが

プロとして野球でお金をいただく以上

果たさなくてはならない義務がある。

 

一流と言われる選手たちはみな

そうやって一球、一打のために努力してきた結果

義務を果たし、生き残っているのです。」

 

 

話自体は取り立てて目新しくはない

当たり前のこと。

 

ただ、

それをできている人が、それを語るところを

目の前で見れたことがが奇跡なんだ。

 

IMG_0072

仕事でお会いした方にサインをいただくのは初めてです。

 

撮影のときも、インタビューのときも

とても真剣に丁寧に情熱的に応えてくれる。

とても紳士な方でした。

written by 太田

アイドル

 

それは、私が15歳のとき。

 

その人は、突然TV画面の中に現れ

私の心をわしづかみにしたんだ。

 

「おだいじに」というドラマだった。

気にいって観ていた番組とかいうのではなく

TVのスイッチを入れた瞬間

太川陽介さんに肩車された彼女が

たまたま映っただけ。

 

演技はへたくそ。

容姿もたいして美しくない。

 

なのに。

なぜかどうしても目が離せなかった。

 

それからも、夢中ってほどではなかった。

だけど、常に気になっていて

気がつけば「松田聖子後援会」に

発足と同時に入会していた。

会員番号は2ケタ代という快挙。

……。ん、十分夢中!?

 

私のことをご存知の方なら

お分かりいただけると思うけど

私にはアイドル指向なんて皆無なんです。

 

後にも、先にも彼女だけ例外なんです。

 

あれから30年以上。

彼女が久しぶりに生身で目の前に現れたんだ。

 

解説すべきことはない。

好きだった理由も特別ない。

 

ただ、訳も無く涙が溢れた。

素敵です。聖子さん。

あなたを見初めた私を誇りに思います。

 

IMG_1203

written by 太田

偽装なのか?

いま、世間を賑わす、ホテルやデパートのメニュー表示問題。

偽装だ、許せない。と騒いでいる様子が

いつかの『自己責任問題』に似て、気持ち悪い。

 

何でもかんでも掘り起こして、「ほら出た。まだ出た」と

やり玉に上げる様子には、虫唾が走る。

 

たとえば旅行のとき。

あらかじめ思い描いたプラン通りに、全てが進むことなどあるだろうか。

天候などによって、臨機応変に対処するのは当たり前のことだ。

 

メニューだって同じ。

レストランやデパートなど、大勢のお客に提供する料理は

チラシやカタログなど宣伝物も作るため、かなり前の時期から準備するもの。

クリスマスメニューの写真なんかも、汗ばむ季節に撮影するものだ。

 

あてにしていた食材が入らない。入るけどあまり良くない。

逆に、もっと良いのがあったから、そっちに変更しよう。

そういうことは当然あって然るべき。

 

つまり、メニューはあくまで予定であって

その時期、その日の仕入れによって、食材の変更は十分にあり得ることなのだ。

実際に料理を提供する際に

「メニューでは○○○とありますが、本日は△△△△になります」

そう説明すれば済むケースも相当数あるだろうに

このままじゃ、メニューから具体的な表現が消えていまいそうだ。

 

「ほ乳類肉のソテー ややしょっぱいソース なんらか野菜添え」

 

そんなの、食べたいと思えないよ。

 

写真

料理は名前じゃないよ。

written by 太田

復活

 

サイバー攻撃にあって

瀕死の状況にあったBANAPA通信。

 

ほぼ1ヶ月ぶりの復活です。

 

過去投稿分はしっかりした

バックアップ対策を怠っていたため

残念ながら諦めざるを得ません。

 

あぁ、また今日から

ひとつひとつ、積み上げていきます。

 

登山だって

一歩いっぽの積み重ねですからね。

 

 

若人がビーチで肌を焼いているころ

シニアチームはアクティブに

ダイヤモンドヘッドの山頂を極めていましたとサ。

written by 太田

ありがとう代々木

IMG_580

原宿、千駄ヶ谷、代々木公園、新宿、渋谷に近く、
すぐ隣には、明治神宮の杜が緑を惜しみなく提供してくれる。
代々木は、便利で、フワフワしてなくて
ガチャガチャしてなくて、とても過ごしやすい場所。

この地にお世話になったのは、3年前の初夏でした。

不景気にあえぐ世とはいえ、リーマンショック前で
まだまだ楽観的な空気の中だったけれど、
わたしは経営の先行きに、いい知れぬ不安を感じていました。

ほとんど動物的感で経営危機を予感したわたしは
早めに青山・骨董通りの事務所を撤退し、代々木に移ったのでした。

そして、現在。
予感した通りの、それ以上のピンチの中にいます。

けれど、そこから無理に這い出そうとするのではなく
この状況の中で生きるため、自分たちのスタイルを変えることを選び
今回の引越しをすることにしました。

新しい地での、新しい試みが始まります。

その準備期間を与えてくれた、代々木の街に感謝して、
明日、再出発いたします。

written by 太田

members