2013年12月3日 1:57 PM
憧れの人に
また会ってしまった。
久々の虎ネタです。
タイガース、新代打の神様こと
桧山進次郎氏。
トレードや移籍とは無縁に
入団以来、ひたすらタイガースだけで
汗を流してきた「生え抜き」の選手。
プロ野球ファンは、虎ファンは
こういう選手にめっぽう弱い。
取材撮影でお会いしたので
その成果はおいおいご紹介いたします。
なかでも印象的だったエピソードを
ひとつだけご紹介。
「人よりよい成績を残そうとするなら
人並みの練習では足りない。
当然、人並み以上の練習をしなくてはならない。
だからって、居残り練習はいただけない。
それは〝練習してます〟アピールを
他人に、自分にもしているようなもの。
〝自分は練習した〟と錯覚させるだけだ。
本当に自分のためになる練習をするなら
早出するにつきる。
取材陣もいない。チームメイトもいない
誰もいない環境だから集中もできる。
当たり前のことだが
プロとして野球でお金をいただく以上
果たさなくてはならない義務がある。
一流と言われる選手たちはみな
そうやって一球、一打のために努力してきた結果
義務を果たし、生き残っているのです。」
話自体は取り立てて目新しくはない
当たり前のこと。
ただ、
それをできている人が、それを語るところを
目の前で見れたことがが奇跡なんだ。
仕事でお会いした方にサインをいただくのは初めてです。
撮影のときも、インタビューのときも
とても真剣に丁寧に情熱的に応えてくれる。
とても紳士な方でした。
written by 太田
category : つぶやき
2013年11月19日 10:00 AM
いま、世間を賑わす、ホテルやデパートのメニュー表示問題。
偽装だ、許せない。と騒いでいる様子が
いつかの『自己責任問題』に似て、気持ち悪い。
何でもかんでも掘り起こして、「ほら出た。まだ出た」と
やり玉に上げる様子には、虫唾が走る。
たとえば旅行のとき。
あらかじめ思い描いたプラン通りに、全てが進むことなどあるだろうか。
天候などによって、臨機応変に対処するのは当たり前のことだ。
メニューだって同じ。
レストランやデパートなど、大勢のお客に提供する料理は
チラシやカタログなど宣伝物も作るため、かなり前の時期から準備するもの。
クリスマスメニューの写真なんかも、汗ばむ季節に撮影するものだ。
あてにしていた食材が入らない。入るけどあまり良くない。
逆に、もっと良いのがあったから、そっちに変更しよう。
そういうことは当然あって然るべき。
つまり、メニューはあくまで予定であって
その時期、その日の仕入れによって、食材の変更は十分にあり得ることなのだ。
実際に料理を提供する際に
「メニューでは○○○とありますが、本日は△△△△になります」
そう説明すれば済むケースも相当数あるだろうに
このままじゃ、メニューから具体的な表現が消えていまいそうだ。
「ほ乳類肉のソテー ややしょっぱいソース なんらか野菜添え」
そんなの、食べたいと思えないよ。
料理は名前じゃないよ。
written by 太田
category : つぶやき
2010年7月1日 9:41 PM
原宿、千駄ヶ谷、代々木公園、新宿、渋谷に近く、
すぐ隣には、明治神宮の杜が緑を惜しみなく提供してくれる。
代々木は、便利で、フワフワしてなくて
ガチャガチャしてなくて、とても過ごしやすい場所。
この地にお世話になったのは、3年前の初夏でした。
不景気にあえぐ世とはいえ、リーマンショック前で
まだまだ楽観的な空気の中だったけれど、
わたしは経営の先行きに、いい知れぬ不安を感じていました。
ほとんど動物的感で経営危機を予感したわたしは
早めに青山・骨董通りの事務所を撤退し、代々木に移ったのでした。
そして、現在。
予感した通りの、それ以上のピンチの中にいます。
けれど、そこから無理に這い出そうとするのではなく
この状況の中で生きるため、自分たちのスタイルを変えることを選び
今回の引越しをすることにしました。
新しい地での、新しい試みが始まります。
その準備期間を与えてくれた、代々木の街に感謝して、
明日、再出発いたします。
written by 太田
category : NEWS