BANAPA通信

表参道にある小さなギャラリーオフィスで起こる
日々をつづるブログ

紳士

 

憧れの人に

また会ってしまった。

 

久々の虎ネタです。

 

タイガース、新代打の神様こと

桧山進次郎氏。

 

トレードや移籍とは無縁に

入団以来、ひたすらタイガースだけで

汗を流してきた「生え抜き」の選手。

 

プロ野球ファンは、虎ファンは

こういう選手にめっぽう弱い。

 

取材撮影でお会いしたので

その成果はおいおいご紹介いたします。

 

なかでも印象的だったエピソードを

ひとつだけご紹介。

 

 

「人よりよい成績を残そうとするなら

人並みの練習では足りない。

当然、人並み以上の練習をしなくてはならない。

 

だからって、居残り練習はいただけない。

それは〝練習してます〟アピールを

他人に、自分にもしているようなもの。

〝自分は練習した〟と錯覚させるだけだ。

 

本当に自分のためになる練習をするなら

早出するにつきる。

取材陣もいない。チームメイトもいない

誰もいない環境だから集中もできる。

 

当たり前のことだが

プロとして野球でお金をいただく以上

果たさなくてはならない義務がある。

 

一流と言われる選手たちはみな

そうやって一球、一打のために努力してきた結果

義務を果たし、生き残っているのです。」

 

 

話自体は取り立てて目新しくはない

当たり前のこと。

 

ただ、

それをできている人が、それを語るところを

目の前で見れたことがが奇跡なんだ。

 

IMG_0072

仕事でお会いした方にサインをいただくのは初めてです。

 

撮影のときも、インタビューのときも

とても真剣に丁寧に情熱的に応えてくれる。

とても紳士な方でした。

written by 太田

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