BANAPA通信

表参道にある小さなギャラリーオフィスで起こる
日々をつづるブログ

ご縁

 

いつもより早くオフィスに着いた朝。

ポストの中に、一枚のチラシ。

 

いつもなら、いい加減に眺めて

すぐにゴミ箱に追いやるところを

少し気になり、とっておくことに。

 

近所にある、日本料理屋さんのもでした。

 

同じビルの他の店にはしょっちゅう通っていますが

「そういえば、まだ一度も入ったことなかったな」

「今日の帰りにでも寄ってみるか」

そうして、仕事帰りにふらりと立ち寄ってみました。

 

決して広くはないものの

適度に居心地よく配置されたレイアウト。

お行儀の良い客層。

カウンターの中で、静かにきびきび働く職人。

 

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きたっ、これはアタリだ。

 

一目で気に入りました。

入店を告げ、席が片付くのを待っていると

店長らしき人が

「すいません、すぐ片付けますので」

と気持ちよく声をかけてくれます。

 

んっ?

 

むむっ!?

この人、知っている!

 

思案は一瞬でした。

15年程前お世話になっていたクライアントの

担当者氏です。

 

歳も近く、気も合い

よく二人で飲みにいったものでした。

ほどなくして、そのクライアントは

事業を他社に譲渡し解散したため

自然と疎遠になっていました。

 

思いがけない再会に

二人とも、とても感激しました。

 

あれから15年。

 

ここでこうして再会できるのも

各々が、各々の場所で

各々頑張ってきたからなんだ

そう思うと目頭が熱くなりました。

 

これも30周年イヤーの奇跡でしょうか。

ご縁を感じずにいられません。

 

これからも誠実に、正直に。

精進してまいります。

 

追記:

件のお店は「青山もくち」(http://mokuchi.com/aoyama/)といいます。

おススメです。

written by 太田

3年目

 

今年度の採用のため

面接を行ったと

先週、このブログで書きました。

 

そんな中で私たちは

一人の専門学校生と出会いました。

 

彼女は3年前の今日、

3月11日。

高校生だったそうです。

被災地の真っ只中、学校に居り難を逃れます。

 

ご両親も無事です。

いまも仮設住宅で暮らしていらっしゃいます。

 

そんな中

翌年から専門学校に通うことになり

県内の中央都市で一人暮らしをしながら

懸命にデザインを学びました。

 

大変なことだったと思います。

彼女は本当に懸命にデザインを学びました。

 

だって

スゴイんです。作品が。

 

すでにお金をとれるレベルなんです。

 

ポスターにしても

ロゴにしても

 

機能はもちろん

訴えかける力が

私なんか到底かないません。

 

だから、

不採用としました。

 

彼女には

もっと大きなフィールドに羽ばたいてほしいと

心から、そう思いました。

 

自信がないわけではありません。

 

この努力と才能を

最終的には彼女自身も望む

復興に多いに役立てるため

それにふさわしい職場についてほしい。

そう思いました。

 

どなたか

ご興味あれご紹介いたします。

 

スンゴイ、グラフィック・デザイナーの卵を

育ててやってくれませんか。

 

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written by 太田

フレッシュ

 

ただいまクロスでは

今春の新人採用に向け

面接千本ノック真っ只中。

 

自分の夢に向かって

目を輝かせる

フレッシュな面々との対面は

刺激に満ち溢れ、感動的です。

 

しかも、どういう訳なのか

今回の募集に応募くださった皆さん

いつになく

とても優秀な方が集まりました。

 

まさに当たり年。

 

その分、頭が痛い思いです。

会社に余裕があれば

まとめて4、5人採用したいくらいです。

 

学生さんたちにとっては

卒業はもう目の前。

早く決めてあげなくては。

 

下の写真は、私がデザインをして

印刷された、初めての作品です。

 

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いまもあの頃と、

気持ちは案外変わっていないみたいです。

 

どうしたら依頼主を驚かせられるか。

そんなことを考えながら

取り組んでいたことを覚えています。

written by 太田

ミニコンサート開催

 

ご案内を続けております

30周年パーティー内で

ミニコンサートを開催いたします。

 

ご登場願うのは

様々な音楽シーンでご活躍中の

プロのユニットです。

 

その他、着々準備中。

乞うご期待!

 

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coming soon!

written by 太田

変わらないもの

最近のクロス。

パーティーの準備やら何やらで

やたらと懐かしいもの

懐かしい話題で溢れています。

 

中でも社員旅行の写真。

これはいけません。

 

4~5年前のものならまだしも

10年、20年前ともなると

もう、見るのも恥ずかしい。

 

こんなにも変わったんだなぁ。

そりゃそうだよなぁ。中年だもの。

 

これは変わらない。

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天野と太田のデスクです。

どっちがどっちかは、、、

言わずもがなですね。

written by 太田

ご無沙汰しております皆さまへ

 

先日来、

弊社を巣立った元社員たちに

「クロス創立30周年パーティー」への参加を

呼びかけてまいりました。

 

引き続き、

ご連絡をお待ちしております。

 

そして

お取引先の皆さま、協力いただいている皆さま。

お誘いの案内の準備が整いつつあります。

用意でき次第、順次お送りしてまいります。

 

ただ、こちらも卒業生同様に

ご無沙汰してしまっている方々のなかには

連絡先の分からなくなってしまった方が

多数いらっしゃいます。

 

「案内は届かないけど、私も顔を出したい」

そんな方はぜひ、遠慮なくご一報ください。

 

懐かしいお顔を拝見するのも

このパーティーの大きな目的のひとつです。

 

皆さまとお会いするのを楽しみにしております。

ご連絡お待ちしております。

 

**********************

『クロス設立30周年記念パーティー』
2014年4月19日(土)
会場=11:30
開宴=12:00(15:00解散)
青山ダイヤモンドホール
http://www.diamondhall.co.jp

**********************

written by 太田

クロス卒業生の皆さんへ(2)

 

先日の呼びかけに

早くもいくつかメールをいただきました。

 

この場を借りてお礼申し上げます。

 

ありがとうございます。

ご連絡とても嬉しかったです。

励みにもなりました。

 

さて。

 

お問い合わせいただいた中で気づいたのですが

パーティーの詳細をもう少し知れると

連絡しやすかった方がいらしたようなので

もう少しだけ内容をご紹介しておきます。

 

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『クロス設立30周年記念パーティー』

2014年4月19日(土)12:00~15:00

青山ダイヤモンドホール

http://www.diamondhall.co.jp

*ご馳走を用意しています。腹ぺこでお越し下さい。

 

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予定している参加者は以下の通りです。

*ご案内配布はこれからです。

 

□元社員30~40名

すでに連絡のついた方々だけでも

まずまず幅広い世代が集まりそうです。

 

□お取り引先40~80名

以前お付き合いのあった方々から

現在進行中のお取り引先の方々まで

クライアント、出版社、代理店などの皆さま。

 

□協力スタッフ40~60名

カメラマン、ライター、

イラストレーター、印刷会社さんなど。

こちらも以前お付き合いのあった方々から

いまお世話になっている方々まで。

 

総勢、150~160名くらいを見込んでいます。

 

「行ったところで知っている人がいるか心配」

そう思われた方も多いようですが

150人以上もいれば、誰かしら旧知には会えると思いす。

 

また(仮に)「顔を合わせづらい人がいる」という方。

だったら無理に会わず、会いたい人とだけ会って

楽しんでいただくのでもよいと思います。

 

前にも書かせいていただきましたが

このパーティーは、

クロスに今いる私たちの30周年を祝うのではなく

30年の月日を重ねてきたこの会社に

その時々に関わってきた人が一同に会する

同窓会のようなものと位置づけています。

 

クロスを祝いに行くのではなく

自分もいたクロスの30周年を確かめに行く。

 

そんな気持ちで気軽にお越し下されば幸いです。

 

ご連絡は当ウェブサイト内『mail』から。

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皆さまからのご連絡をお待ちしております。

written by 太田

クロス卒業生の皆さんへ

 

この春、

クロスは設立30周年を迎えます。

 

いま、その節目を記念した

パーティーを企画しています。

 

このパーティーは

現在クロスにいる私たちが

30年を迎えた自分たちを

祝うものではありません。

 

この会社の30年の月日の中で

それぞれの時期に

そのときのクロスに関わってくれた

社員、お取引先、協力スタッフといった

全ての方々と一緒に

 

30年という節目に集い

 

思い出を振り返り

今を確かめ合い

これからの励みになるような

そんな会にしたいと思っています。

 

そんな訳で

目下、クロスを巣立った

卒業生とも言うべき皆さまに

連絡先の分かる範囲で

案内を送っている最中です。

 

ただ、残念なことに

連絡先の分かる卒業生は

全体の3割程度にしかなりません。

 

一方、

連絡の取れた懐かしい社員から

度々こんな話を聞くのです。

 

『ホームページを見ていた』と。

 

そう、あなたです。

 

私たちは、『あなた』からの連絡を

例外なくお待ちしています。

 

 

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『クロス設立30周年記念パーティー』

2014年4月19日(土)12:00~15:00

青山ダイヤモンドホール

http://www.diamondhall.co.jp

 

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月日は流れ。

天野も太田も、しっかりどっしり中年になりました。

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written by 太田

辞書をひく

 

寒うございます。

太田です。

 

昨年の自分のエントリー

「【performance】を辞書でひいてみた」

という話を書きました。

 

ところで

なぜ、「辞書」は「ひく」なのでしょう。

ふと疑問に思いました。

 

もっとも一般的な「ひく」は

物を手元に引き寄せるなどのように

牽引する意味で使いますよね。

 

他には「楽器をひく」。

 

この場合、漢字の『弾く』が示すように

弦楽器が弦をひっかいたり

弓を引くように演奏することから

「ひく」というらしい。

 

では「風邪をひく」はどうでしょう。

 

これは風邪の原因を身体のなかに引き込む。

そんな意味合いでしょうか。

 

で「辞書をひく」です。

 

「くじ」や「おみくじ」も

「ひく」と言いますよね。

それと似ているようです。

 

おみくじの場合、

筒の中から数字の書いてある棒を

一本引き出します。

くじも一般的にはたくさんの中から

ひとつを引き出します。

「くじ引き」って言いますものね。

 

辞書もそう。

 

たくさんの語句の中から

調べたい語句を選び出すので

「ひく」なんだそうです。

 

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目指せ、金八先生!(再び)

 

written by 太田

以信為宝

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「信用は宝」という言葉。

 

発祥は分からないが

社訓として掲げている企業も多いようです。

 

私自身もある企業に取材で訪れた際に

応接室に掲げられいるのを見て知りました。

 

そのときに、こう説明をしてくれました。

 

人生の修行は、まず人に好かれる努力から始まる。

人に好かれ、頼られる人になれば仲間が増える。

仲間とは、これこそ宝である。

つまり、信頼されることは最高の宝なのだ。

 

わたしも、心からそう思います。

 

本年もよろしくお願いいたします。

written by 太田

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