BANAPA通信

表参道にある小さなギャラリーオフィスで起こる
日々をつづるブログ

クロノスにお願い

絶賛、社員旅行中のうちやまです。

今回は、スパイラルでやっていたシチズンのインスタレーション

おもしろかったので、旅行先からご紹介します。

ウソです。

現在は、18日。予約投稿機能で27日の「未来」へ投稿しています。

このブログがアップされるころは、ヘベレケになっているでしょう。

 

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ミラノで行なわれたデザインの祭典「ミラノデザインウィーク」に

出展したインスタレーションみたいです。

時計好きな人は、本日(24日)までなのでぜひ。

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時計の部品や

針がカチカチ、歯車はクルクルと

動いているのを見るのが好きな人にはおすすめですよ。

 

日々、一秒一秒せわしなく動いているのに

せわしなく動く時計の針を見ていると

なぜかゆったりとした気持ちになりません?

 

なかでも、時計の文字盤の裏部分を吊るした

空間が幻想的!

なんだか、未来・現在・過去。時間の不思議を感じ

小さいころ「現在」をどう説明したら良いのかと

悩んだことを思い出しました。

みなさんは「現在」って、どう説明していますか?

 

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ちなみに、歴代の時計の展示もありました。

そこで、一年前になくしてしまった

お気に入りの時計を発見!!

幻想的な空間の中、

思わず時間よ「過去」へ巻き戻れ〜!!と心の中で叫んだのは

言うまででもありません。

時間は大切に、ですね。

 

 

written by うちやま

とどくつたわる

 

母にせがまれて

相田みつおを美術館へ行ったのですが

母そっちのけで没頭してしまいました。

 

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知っていたつもりでいたのですが

新たな感動がいくつもありました。

 

30代のときは

気にも留まらなかった言葉が

今、妙に強く響いたり、

その逆で、かつて感激した言葉に

今はさほどときめかなかったり。

 

つたわる(とどく)、

つたわらない(とどかない)。

それは、受け取る側の

感性や状態、準備に

大きく委ねられるんだなと

あらためて実感しました。

 

ところで、

ご承知の方も多いことと思いますが

相田みつを氏の言葉(詩)の数々は

坊主のような他者へあてた説教・説法ではなく

自分が感じたことや自身を禁めるための

自分への、いわばメモのようなものです。

 

だからこそ

多くの人心をを惹き付けるのでしょう。

 

表現者の心構えとして

ぜひとも見習いたい一つのあり方です。

 

 

written by 太田

マンジュウ ガ!ニ!

クロスの松本のブログででてきた「スベスベマンジュウガニ」

が気になってしょうがないウチヤマです。

猛毒を持っているカニに、「マンジュウ」と付けるなんて

すごいセンス!と思っていたら、スベスベマンジュウガニは

「マンジュウガニ」属なので仕方がないみたいですね。

それにしてもふぐと同じ猛毒 テトロドトキシン

持っているのに「スベスベ」とするセンスに驚愕!

スベスベには触っても大丈夫だそうです。

いろいろ調べていたら、恋のスベスベマンジュウガニという

歌がNHKで放送されていたようです。

とてもシュールな歌詞でたまりません。

 

あまたの周りあるシュールな物、教えてください。

うちやまがブログで紹介します。

written by うちやま

アナタハ オシャレ デスカ?

急に寒くなってきましたね。

今週末、秋物に衣替えするべきか悩んでいるうちやまです。

 

2014.9.27-28お暇な方はいらっしゃいますか?

オシャレなクリエーターたちが集まる「文化祭」が開催されます。

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京王線沿いの多摩川でやってます。

詳細はこちら→http://momijiichi.com/2014/

 

3年前に行った様子をウチヤマがブログでレポートしたので、

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

なんと!あれから1度も行けてません。

不思議と、その日だけ用事が入ってしまうのです。

もしかすると、オシャレな人しか行けないのかも…。

と、見えない力におびえているうちやまです。

私の代わりにぜひ、ぜひ行ってください!

 

written by うちやま

面食い

 

お暑うございます。

でもわたし

この暑さキライではありません。

 

冬の寒さを思えば

猛暑の方が、まだましと思える

夏の申し子、太田です。

 

先週、上海へ行ってきました。

その模様は天野の連載

クロスオーバージャパンZに譲るとして

私からはほんの少し。

 

観光のメッカ、外難、

通称バンドを歩いていたところ

偶然目についた路地裏のお店。

The Bund Tea Company

 

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お茶の専門店です。

何と言ってもルックスがいい。

店構え。

インテリア。

パッケージ。

 

それがら見事に調和し

とても居心地のいい空気を

奏でていました。

 

お茶そのものをいただく前に

すでに買う気モード全開.

お店選びに関しては「面食い」かも知れません。

お店選びに関しては、です。

一応、念をおしておきました。

 

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ご来社の方限定。

早い者勝ちで、振る舞いますよ。

written by 太田

誘う勇気

先週、花園神社の紅テントへ行ってきました!

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紅テントとは、アングラ演劇の創業者・唐十郎さんが率いる
劇団唐組」の公演場所。
唐十郎さんを知らない人へ、
そのすごさをご紹介しておきます。

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1940東京都生まれ。
1967年に紅テントで上演して以来、テント公演を中心に
演劇活動を行う。
現在、劇作家、俳優、演出家、小説家として幅広く活動。
『海星・河童』で泉鏡花文学賞、『佐川君からの手紙』で
芥川賞など多くの賞を受賞。
過去には横浜国立大学の教授に就任、定年までの約8年間勤めていた。

紅テントからは根津甚八、小林薫、佐野史郎、六平直政、渡辺いっけいら
名優を輩出している。
また、ポスターは横尾忠則、金子國義、赤瀬川原平、篠原勝之など
そうそうたる面々が担当。

以上

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昔からなんとなく存在は知っていたものの、ディープすぎて
自分が行くとは思ってもみませんでした。

誘われた人(姉)からは、「もう二度と観たくないって人と、
また観たいと言う人でわかれるんだよね…」
と言われていたのですが、恐いもの見たさもあって観劇。
そして、感激!

今回は、結構ストーリー性があって観やすいかったということもあり
とても興味深かったです。というか、自分が小さい頃イメージしていた
「演劇」がそこにありました。
誘われなかったら、横目で見ながらも通り過ぎていただろう紅テント。
誘ってくれて感謝!!

こういうニッチなものって、友だちですらなかなか誘いづらい!
ちなみに、姉は50歳代の上司に誘われて行ったのが初めてだとか。
その話しを聞いて、次の世代に伝統が受け継がれるって
いいなと思いました。

一人で好きなものを観に行くのも良いですが、ちょっぴり
勇気を出して誰かを誘うのも良いもんだなと思いました。
あなたの隣の人も、実は誘われたがってますよ。きっと。

よし、次は麿赤兒
「誰かを誘うのは良いもんだ」ということで、
誰か誘ってやってください!この私を!!!
麿赤兒もハードルが高いです。

written by うちやま

モジモジしちゃう!

お散歩中に看板を観察するのが好きなうちやまです。

よく見かけてツッコミを入れているのは、

「古印体」という文字で書かれた中華料理店の看板。

普通の「ゴシック体」だとこんな感じになるはずなのに…

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実際によく見かけるのがこちらの「古印体」の看板。

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私は、呪われそうな気がしてお店へ入りづらくなります。

 

そして、中華料理店は赤と黄色がテーマカラーなので

看板のカラーリングは以下のようになります。

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どう考えても、おいしくない気がしてきます。

どうやらこれは昔の中国の文字だそうで、老舗感を打ち出している

ようです。

 

暖かくなってきたので、みなさんもお散歩がてら

看板探しのおさんぽへ出てみてはいかがでしょうか。

出かけたくないなという方は、こちらのサイトがおすすめ!

タイプディレクターの眼

看板だけでなく、おしゃれなフォントもいっぱいでワクワクするサイトです。

ふぁんしーサイト

人はなぜ、「ふぁんしー」から離れられないのか?を考察するサイトです。

皆様、おすすめサイトがありましたら、ぜひうちやまに教えてください!

よろしくお願いたします。

 

written by うちやま

最近美術館に行けていない齊藤ですが、

気になる展覧会が明日から始まるので

みなさんにもお知らせしておきます。

国立科学博物館の「医は仁術」展。

だいぶ前からポスターを見て

「これは絶対に面白いぞ」と、楽しみにしておりました。

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ドドンとレイアウトされたオジサンの解剖図が、インパクト大。

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新しいポスターも、なかなか興味をそそります。

江戸時代の医学書やら人体模型が展示されるようです。

実は上野の科学博物館にも入ったことがないので

これを機に「カハク」デビューと行きたいと思います!

なかなかディープな世界に浸れそうなこの展覧会。

気になった方、是非。

written by haruna

ラストスパート

東京でも早い初雪が降ったようですね。

クロスの仕事納めもあと1週間です。

最後の1週間、明日からの三連休で

しっかり充電して走り切ります!

 

そんなクリスマス前のうれしい三連休。

おすすめのお出かけ情報でも…

写真

駒場東大前の日本民藝館にて

年に一度の「日本民藝館展」が23日まで開催中です!

審査で選ばれた現代の作家さんたちの民藝品を、

観て楽しみ、気に入ったらなんと購入もできちゃうのです!

 

といっても、初日にかなりの作品が売れてしまうので

私が行った日も、入選作品はほとんど売約済み。。

でも、こんなお皿に炒め物盛ったら美味しそうだな〜とか、

こんな桐箱に万年筆入れてたらおしゃれ!とか

妄想を広げながら作品を楽しんできました。

現代の生活に即した「用の美」に触れられる機会です。

連休の予定がまだの方、滑り込みでいかがでしょうか。

written by haruna

芸術の秋に…

原宿ラフォーレの裏に浮世絵専門の美術館があること

意外と知らない人が多いように思います。

海外向けのガイドブックにはよく載っているのか

外国人観光客のお客さんが目立ちます。

太田記念美術館(弊社社長とは、多分関係ありません笑)

こぢんまりしした小さな美術館ですが、

浮世絵を見たいならまずここをおすすめします!

(わたくし、浮世絵好きが高じて大学の卒業制作で浮世絵を描きました…)

 

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11月末までの企画展「笑う浮世絵 戯画と国芳一門」を観てきました。

歌川国芳は、高校生の頃から敬愛する浮世絵師。

猫が大好きで東海道五十三次をすべて猫の仕草の駄洒落にした絵だとか

役者絵が禁止されたときには、役者にそっくりな猫や魚の絵を描いたり。

とにかく江戸時代にぶっ飛んだ絵ばかり描いていた絵師で

何回見てもその新しさに驚かされます。

ちなみに一番ぶっ飛んでるなと思うのが「荷宝蔵壁のむだ書き」という絵。

気になる方は検索してみて下さいね。

 

きっと浮世絵のイメージが変わる展覧会なので、

浮世絵に興味のない方にもおすすめです。

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美術館に入っている手ぬぐいのお店、かまわぬ原宿店で

国芳の絵をモチーフにした限定てぬぐいもゲット!

かわいすぎて使うのがもったいない…

written by haruna

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