BANAPA通信

表参道にある小さなギャラリーオフィスで起こる
日々をつづるブログ

学校では教えてくれないこと

今までに、「永遠に寿命を迎えない人」を
見たことあります?
私はまだありません!ウチヤマです。

 

「自分がどう人生を終えるか」を考える
終活やエンディングノートは
注目されていますが、「大切な人をどう看取るか」という
認識ってなかなか持っている人は少ないのかなと
思っています。直面するまで考えたくないし!!

そんな看取り・死をテーマにした映画

「いきたひ(http://ikitahi.com/)」を観てきました。
クロスでデザインしている雑誌『健康365』
9月号で紹介されてます!

末期癌の夫を、4人の子どもたちと看病しながら
自宅で看取った長谷川さん。
癌からの生還を信じて記録していた
闘病生活の記録ビデオをもとに
映画を製作しようと思いたち
まったくの素人なのに製作したそうです。
長谷川さんの記録ビデオのほか、
看取りを経験した人たちのインタビューや
看取り士のインタビューも交え「看取り」について
問いかける映画です。

監督の「死は、生まれる前に戻るだけ」という言葉が
とても印象的でした。

病院の先生は、一生懸命「命」を助けるけど
人としての尊厳は助けてくれないと思っていました。
でも、病院批判をしているような描写もある
この映画を、毎日死に直面しているであろう
病院の先生が観て、ボロボロ涙を流されるそうです。

興味のある人はぜひ!

映画は約50分、長谷川さんの講演が約60分。
その2つを観て初めて、映画の意図が分かる構成になってます。
(映画だけを貸すことは絶対していないそう)

 

written by うちやま

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