BANAPA通信

表参道にある小さなギャラリーオフィスで起こる
日々をつづるブログ

11月1日

今日から11月というのに

東京では明日2日は夏日の予想だそう。

 

鮭が不漁だとか、白菜が不作だとか

もう、そういうレベルではなく

これからの地球はそいうことなのだと受け入れて

新しい生き方に変えていくしかないのでしょう。

都心ではもう、霜を見ることはないかもね。

 

ここで、ととのいました

 

和暦の11月とかけまして

極上のステーキとかけます。

 

そのこころは

 

どちらも霜がつくでしょう。

(霜月、霜降り肉)

 

たつっちですw

霜の写真はなかったな

written by 太田

隣人

先日、取引先のとある会社さんの

創立30周年記念パーティーに呼ばれ

参加してきました。

 

立席ブッフェ形式の会のため

特に席が指定されていなかったのですが

たまたまテーブルを同じくした方々と

とても楽しい時間を過ごす事ができました。

 

この「ただ席が近かった」というのが

考えてみればとても大きなご縁です。

学生のときなど、ただそれだけの理由で親友ができたり

そういうご縁で結婚したカップルもいる事でしょう。

 

隣人のことを想い

手の届く範囲の人々と

たがいに手を取り合い

助け合うこと

そうして出来上がるのが地域であり

ひいては国を形作ることになるのです。

 

ウクライナ、、、

フクシマ、、、

ぜんぶ地球のうえで繋がっていると思うからこそ

まずは自分の手の届く範囲から

出来ることを粛々と。

 

季節はようやく秋ですね。

来たるべきこの秋を存分に楽しみましょう。

written by 太田

人間の証明

パパが亡くなってからしばらくして

ある日ママがこんなことを言い出した。

「新聞で見た渋谷にある帽子やさんに行ったの」

パパと結婚するためだけに田舎から出てきて、

何でもパパに相談して決めていた人だった。

ひとりでは何もできないと思っていた。

「へぇー」と気のない返事をしたわたしに

買ってきたという帽子と新聞の切り抜きを見せてくれた。

渋谷から表参道へ向かう青山通りにある老舗の帽子やさんの記事だった。

帽子も記事の内容も憶えていないのだけど

変わったなと思った。

 

青山通りを歩いていたら、あの帽子やさんの店先に

「急なお話ですが8月末日で閉店することにしました」と貼り紙が貼ってあった。

店の前は何度も通っていたが、自分には似合わないと思って入ったことがなかった。

でも今日は躊躇わずドアを開けた。

似合う帽子はやっぱりなかった。

大特価3000円の紙のそばに麦わら帽子が積まれていた。

形といい色といい普段は買わない帽子に今日は手が伸びた。

「これは男性モノですか」とたずねると

この店の最後となる店主らしき男性が

「いいえ女性もかぶれます」

試しにかぶって、前の方のツバをあげると

「ツバは下げてください。太陽の光から目を守ります。そして真ん中に。その方がお似合いです」

「これください」

麦わら帽子をかぶって38℃の青山通りを歩いた。

written by amano

暑中お見舞い申し上げます

ほんとうに暑い日が続きます

九州、東北の豪雨被害も記憶に新しいうちに

沖縄の台風被害に心を痛める夏でもあります

 

それでも

やっぱり夏なんです

開放的で

明るく楽しくて

 

そんな夏を楽しまないのは

もったいない

 

でかけましょう

解放しましょう

発散しましょう

 

2023年の夏は今年限り

人生は一度きり

限りあるいのち

二度と来ない今日を

かけがえのない日々を

 

あっ、えっと

弊社の夏季休業は下記の通りです。

2023年8月10日(木)─15日(火)

written by 太田

セミの泣き声がうるさい

たま〜に、ほんとたま〜に、もう亡くなってしまった友だちに

そっくりな人を街で見かけることがある。

もちろん、友だちは亡くなった歳のまま。

私だけ時を重ねている。

見かけるといってもすれ違う一瞬なのだけど

本当にそっくりだ。

一昨日も飲み屋でかわいがってくれた先生(お医者さんだったので先生と呼んでいた)を見かけた。

どんなことも受け止めくれそうな大きな体と

何でも教えてくれた知的な瞳で

横断歩道を渡ってきた。

暑い日だった。全部が嫌になるくらい。

「先生、わたしはちゃんと前を向けてるでしょうか」

なんでセミはあんなに泣くのだろうか。うるさい。

written by amano

やればできる

名言ハンター

と自称する太田です。

 

アインシュタインも

名言量産機の一人ですが

こんな言葉があります。

 

 同じやり方を繰り返していて

 違う結果が出ると考えるのは狂気だ

 

まったくもって仰る通りです。

我が身を振り返りました。

 

同じやり方でも

鍛錬を繰り返しているなら

まだマシです。

 

多くの凡人はただ漫然と

毎日を単調にやり過ごしながら

ラクして儲からないかなぁ

何もしないで痩せないかなぁ

突然モテ期が来ないかなぁ

などとダラケた夢想しています。

 

待ちの姿勢でいて

何かが得られるなんて

あり得ないのに。

 

目標を持ち

計画を立て

まず実行し

ダメなら対策を考え

また実行する

 

やればできる

やらないからできない

です。

 

為せば成る

為さねば成らぬ何事も

by ロボコン

written by 太田

方向

バイク乗りは知っています。

行きたい方向に車体を向かわせるには

まず、顔を向ける事を。

 

ハンドルを切るのではなく

車体を傾けるのでもなく

まず、行きたい方向に顔を向けて

行きたい方向を見るのです。

 

そうすることで

不思議と自然にバイクの車体が傾き

顔をむけた方向へ

スルスルと向かいます。

 

逆に、行きたくない方向

例えばカーブ外側のガードレールや

雨の日の交差点内にあるマンホールなど

怖い怖いと思ってそっちを見ていると、、、

転倒事故はそのようにして起きるのです。

 

スキー、スノボや自転車でも

基本は同じことですが

これ、乗り物に限らないと思います。

 

心配や不安、取り越し苦労など

マイナスな方向ばかり見ている人が

成長できないのは、成功しないのは

マイナスな方を見てるからです。

 

どこへ向かうのか。

どうしたいのか。

どうなりたいのか。

 

向かいたい先こそを

しっかり見つめていたいものです。

 

以前にも書いた話題のような気もするな。

まいっか。後は振り返らずで。

written by 太田

わらしべ長者にわたしはなるっ

みーちゃん

お元気ですか。

太田くんから原宿で個展を個展を開いていたと聞きました。

一歩一歩前に進んでいるんですね。

頼もしいです。

人との出会いってとても偶然で、それでいて必然なのだと思う。

うまく付き合うって、もちろん努力も必要なのだけど

その時の状況だったり、運だったりするんだなと思うのです。

景気がいいときに知り合えばいい関係かというとそうでもなくて

もう潰れそうだなというときに知り合うと、

意外とギスギスする関係じゃなかったり。

どんなときでも、相手をリスペクトできる

余裕と出来事と場所と気持ちみたいなのが

カチッと合えばうまく付き合える。

たとえ歳が上でも下でも、違う性別でも。

運は逃しちゃうこともたくさんあるけど

拾うこともできると思っているので

しばらくは下を向いて歩こうっと。

わらしべ長者を目指そう!

written by amano

わたしの好きな先生

週に一度、マッサージに通っている。

先生が東中野から明大前の整骨院に移っても

わざわざ明大前まで行く。

それだけ信頼している。

 

付き合いは適度な距離感で、というタイプなので

美容院ですら話しかけられるのは困ってしまう。

だから美容院も25年近く同じ人に担当してもらっている。

整体も同様。のはずだった。

東中野で揉んでもらっているときは話をした記憶がないのだが

移動の話を打ち明けられたときに

「先生を追いかけて移ってもいいですか」

と、まるで告白か、というようなことをしてから

なんだか距離がとても近くなった気がする。

施術中のおしゃべりも

最初は先生の彼女の愚痴にはじまり

回を増すごとに彼女が嫁になり、引越しの話になり

最近では揉みとおしゃべりの比率が逆転している。

 

今日も最近観たスラムダンクの映画の話になった。

先生はアニメスラムダンクのドンピシャ世代らしく

わたしの100000倍の熱量で映画の感想を話してくれた。

そこで観客の中にスーツのジャケットの下に

湘北のユニホームを着た男性の3人連れがいて驚いたことを話すと

「何もびっくりすることはありませんよ。野球の試合にユニフォーム着て行くじゃないですか」

「ええ、でも映画ですよ」

「だって、結婚式にタキシード着るじゃないですか。それと同じですよ」

先生に一生お世話になろうと思った瞬間だった。

written by amano

大切とは

バイク仲間に

愛車をやや過剰なまでに

大切にする人がいます。

 

先だっては

タンクの上に

鍵を落としてしまったんだとか。

少しキズがついた

直したい

キズ消したいと大騒ぎです。

 

他人が見る分には

本当にキズがあるのか

全く分かりません。

本人にしてみれば

キズに違いないのでしょうけれど、、、

 

キズやサビのない

まっさらな状態なら

新車で買ったその時点がピークです。

 

自分のもとにやってきて

ともに時間を過ごすうちに

キズやサビ、汚れは増えていきます。

 

そうして長い年月が過ぎ

キズやサビが目に付くようになった愛車を

メンテナンスしたり

汚れを落としたりと

しっかり手入れし続けることが

「大切にする」

ということだと思います。

 

かの知人は

「キズがついちゃったから

買い替えたい」と、、、

 

つきあいきれんっ!

 

photo by Junichi Hirayama

written by 太田

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