BANAPA通信

表参道にある小さなギャラリーオフィスで起こる
日々をつづるブログ

コーヒーブレイク

コロナが流行る前後から、近所のSHOZOでコーヒーを買ってから出社している。忘れなければ水筒を持っていって、1回分のホットコーヒーを小春にもらった水色の水筒に入れてもらっている。

20回分先に払って、すこしおまけしてもらうシステム。チケットではなく、店の奥に図書カードみたいなカードに飲むたびに印を押すような感じだ。

感じと言ったのは、実物のカードを見たことがなく、お金を払うたびに、店の奥でゴソゴソとカードらしきものにチェックしているようだから。カードがあるせいで名前もおぼえてもらった。

常連さんもたくさんいるようで、コーヒーを待っていると常連さんが来てスタッフとおしゃべりする。わたしといえば洒落た会話もできず、空いている席に座ってBGMを聴きながらぼーっとしたり、軒先の花を見たり、たった5分ほどの誰にも邪魔されない時間を満喫している。つまり思い切り気を抜いている。

「天野さんいつもありがとうございます」

やさしいスタッフの声に対して

「ぐえっ」とカバンを落とすほど驚くたびに

ふふっと笑われるのであった。

 

written by amano

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