2018年7月10日 4:45 PM
いのちとカタチ
デザイン上の「カタチ」の問題は
機能やセンス、好みの話にはなっても
物事の本質に直接関わるとは
あまり考えられていないようだ。
けれど、「カタチ」の選択や創作は
生命や社会の本質に直接関わっている。
現に命は、何かしら形を持つものに宿る。
例え精神的な存在を意識の中に作ったとしても
それも「自分」という形あってこそ。
やはり形がなければ命はないのだ。
自然界の生命、つまり生き物の命は
私たちには作ることはできない。
けれど、私たちが生み出す人工的なものにも
ちゃんと命は宿り、棲み着くはずだ。
、、、
そう自分に言い聞かせてみたところで
何も解決しない。慰めにもならない。
虚しさに押し潰されそうな、西の出来事。
ただただご冥福を祈るばかりです。
太田
written by 太田
category : つぶやき