BANAPA通信

表参道にある小さなギャラリーオフィスで起こる
日々をつづるブログ

だいじょうぶ

梅雨入りしたわりに

雨、降らないですね。

《傘の話》の出番がなく

残念に思う太田です。

 

言葉の話、続けます。

 

ちょっと以前に

社内でも議論になった

下記のような事が。

 

昼食に行った際、

店員さんに

「食後にコーヒーをお付けしますか?」

と聞かれた連れが

「大丈夫です」

と答えたんです。

 

コレって、

どういう意味に捉えますか?

 

コーヒーを付けて大丈夫なの?

それとも付けなくて大丈夫なの?

 

いや、どっちだとしても

大丈夫はないでしょ。

 

要るか? と聞かれているのだから

要るのか、要らないのかを答えないと。

「はい、お願いします」

「いえ、結構です」

等というのが正解ですよね。

 

だけど

言った方も、聞いた方も

それで通じてるんですよね。

「不要」ということが。

 

ちなみに

【大丈夫】を辞書で引くと

・あぶなげがなく安心できるさま。

・強くてしっかりしているさま。

とありますよ。

 

いつから、どうして

「不要」という意味が

加わったのでしょう。

 

「やばい」が、かつてとは

逆の意味になったくらいですから

受け入れるしかないんですかね。

 

じゃあ、従来の意味で

「大丈夫」と言いたいとき

何と言えばよいのでしょう。

 

「大丈夫、大丈夫だよ」

written by 太田

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