BANAPA通信

表参道にある小さなギャラリーオフィスで起こる
日々をつづるブログ

明暗

「明暗を分ける」

 

頻繁に、目に耳にする慣用句です。

説明するまでもありませんが

勝敗、成否など決着がつくことですね。

 

「彼の一言が明暗を分けた」

 

と言うよに、

この言葉が使われる際には

契機となるアクションがあって

そのアクションが

その後の結果を招くポイントになっている

というパターンがほとんどです。

 

これが私にはなんか面白い。

まるで、その「ポイント」を言いたいがため

だけにある慣用句に思えるからです。

 

えっ、分かりませんか!?

 

何となく

誰からともなく

いつの間にか

自然と明暗は分れた。

 

そんな言い方、ピンときませんよね。

 

「オリンピックはやるに決まっている。

やらないという選択肢はあり得ない」

その発言が明暗を分けた。

 

さて、

明・暗、どちらになる事やら。

見守りたいと思います。

そして決して忘れません。

 

 

written by 太田

古戦場

ブログの更新が滞っていることで

心配をおかけしている事もあると知りました。

この場を借りて、心配をかけたことお詫びします。

気にかけていただいてありがとう。

 

こちらの写真ですが

2021年5月現在の築地市場跡地です。

スマホを翳して立っている私のいる場所が

吉野家1号店のあった辺りで

そこから汐留方面を向いています。

 

お近くの朝日新聞さんや

浜離宮庭園付近の代理店さんと

お取引があったりして

築地市場には割とよく行っていました。

 

「夏草や兵どもが夢の跡」

 

久しぶりに敷地内に足を踏み入れると

そこはもう既に見知らぬ土地のよう。

そして、なぜかこの句が頭に浮かんだのでした。

 

本来なら、オリパラ終了後ということで

本当に合戦場跡と言えなくもなかったところ。

実際はまだ、始まってもいません。

 

written by 太田

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