BANAPA通信

表参道にある小さなギャラリーオフィスで起こる
日々をつづるブログ

ヨーロッパ旅行記 ~初めましてツンデレ国~

前回、モスクワまでの10時間に及ぶフライトで

仲良くなったアメリカ人・米MAXとの出会いで

ロシアとアメリカと日本の縮図を見たうちやま。

旅のスタートはこちらです。

 

ロシアに降り立つ直前、入国審査の方法もトランジットの方法も、

物価も、空港の危険度も、おすすめのウォッカも何もかも

わからない状態だったことに気づきます。

さらには、今日泊まるホテルの場所すらわからない…

英語の学力は中学生レベルな上に、ロシアは英語が通じない!

 

もう、頭の中は、真っ白ではなく真っ青です。

わかるのは、「ズートラスト ラヴィーチェ」と「スパシーバ」

が、ロシア語ということだけ!!

そして、どっちかが「ありがとう」で、どっちがか「こんにちは」。

中学校の教科書に書いてあったもん!

 

この呪文でなんとか乗り切るしかないと、腹を決めて米マックスに

別れを告げ、ドキドキマックスで入国審査へ。

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到着したのは現地時間で17時

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空港ないでひと晩過ごす人かな?

 

審査へ向かう日本人は6人くらいしかいません。

そこで、20代らしきバックパッカー女子を発見。

ぴったりマークして、最悪はこの人に助けてもらおうという

魂胆でその子の後ろへ並びます。

 

不安そうにしているその子の手には『地球の歩き方』が。

絶対に空港周辺の地図が載っているから、見せてもらえれば

ホテルの場所が分かる!と声をかけたかったのですが、

極度の緊張で「すいません」のひと言がどうしても出ず…。

 

10分後にとても後悔することになるのです。

ひとりでロシアに来て、地図すらもってないバカな奴だと

無視されたら本当立ち直れないというネクラ魂をこんな窮地で

発揮した自分を殴ってやりたい!

駅から無料シャトルバスが出てるから、平気かなーなんて楽観していた

自分を殴ってやりたい!と。

 

入国審査官は、中国系の女性。同じ年くらい。

少しもにこりとしません。

航空券の名前を書く欄を間違えたため、イライラしてる!

めっちゃ怒ってる!怖い!と被害妄想が爆発寸前になるほど。

私は、消え入りそうな声で「トランジット」と

「スパシーバ」(前の女の子が言ってたのを盗み聞きした)

のたった二言で、なぜか無事入国できたのでした。

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帰りのトランジットは1時間と短いので、空港地図をパシャっとメモ

 

今回の教訓:旅の恥はかき捨てろ

 

 

 

さて次は、ホテル探しです!

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暗くなってからのホテル探しはさすがに危険だよなと自虐自撮り

written by うちやま

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