BANAPA通信

表参道にある小さなギャラリーオフィスで起こる
日々をつづるブログ

猫かわいがり

かれこれ何年前でしょうか。

深夜1時ぐらいに帰宅(もちろん仕事で!)する途中

なぜか、視線を感じたんです…。突き刺すような。

そして、何者かの気配…

よく見ると、真っ暗な民家から闇夜に光る2つの光が!!

おそるおそる近づいてみると…。

そこには…。

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ネコ!!!!!!!!

家の中から外をじーっと何かを見つめているのです。

大通りを走る車を見ているのか、

はたまた不審者が家に入ってこないように見張っているのか…。

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私が近づいてもちらりともこちらを見ず…

ミジンコほどの大きさの愛想さえも振りまかないのです。

こんなにカメラを向けても、フラッシュたいても

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びっくりするほどの無視。威嚇さえもしません。

私、自分で言うのもアレですが…結構モテるんですよ。

ネコに! 本当にモテます。モテモテです!!!

なので絶対、

番犬ならぬ番ネコしてるから私のことを無視してるんだ!

と自分に言い聞かせました。

だって、感じませんか?

ドアに貼った目隠しを四角く切った飼い主さんの愛情を。

さらによく見ると、ちょうどネコが外を覗き込む目の高さに合うよう、

四角い箱を置いて、座布団を巻き付けてありました。

その上に、座っているんです。ネコが、ちょこんと。

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遠目で見ると結構シュール

盲目的にかわいがる「猫かわいがり」な雰囲気を感じなくて

なんだかいいなと思いました。

つまり

「あのころ毎日、仕事の帰りが1時2時だったよ」と言いたい訳です。

私は。

それでも帰りが遅いからこその、おもしろい発見があるよと。

仕事帰りが遅いこの業種の方々へのエールでした!

written by うちやま

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