2012年2月28日 12:32 PM
猫かわいがり
かれこれ何年前でしょうか。
深夜1時ぐらいに帰宅(もちろん仕事で!)する途中
なぜか、視線を感じたんです…。突き刺すような。
そして、何者かの気配…
よく見ると、真っ暗な民家から闇夜に光る2つの光が!!
おそるおそる近づいてみると…。
そこには…。
ネコ!!!!!!!!
家の中から外をじーっと何かを見つめているのです。
大通りを走る車を見ているのか、
はたまた不審者が家に入ってこないように見張っているのか…。
私が近づいてもちらりともこちらを見ず…
ミジンコほどの大きさの愛想さえも振りまかないのです。
こんなにカメラを向けても、フラッシュたいても
びっくりするほどの無視。威嚇さえもしません。
私、自分で言うのもアレですが…結構モテるんですよ。
ネコに! 本当にモテます。モテモテです!!!
なので絶対、
番犬ならぬ番ネコしてるから私のことを無視してるんだ!
と自分に言い聞かせました。
だって、感じませんか?
ドアに貼った目隠しを四角く切った飼い主さんの愛情を。
さらによく見ると、ちょうどネコが外を覗き込む目の高さに合うよう、
四角い箱を置いて、座布団を巻き付けてありました。
その上に、座っているんです。ネコが、ちょこんと。
盲目的にかわいがる「猫かわいがり」な雰囲気を感じなくて
なんだかいいなと思いました。
つまり
「あのころ毎日、仕事の帰りが1時2時だったよ」と言いたい訳です。
私は。
それでも帰りが遅いからこその、おもしろい発見があるよと。
仕事帰りが遅いこの業種の方々へのエールでした!
written by うちやま
category : うちやま写真館