BANAPA通信

表参道にある小さなギャラリーオフィスで起こる
日々をつづるブログ

amano@Route58号

なんくるないさー、天野です。

いま北上中です。左手にはビーチ、右手にはキーチを見ながら私たちを乗せたワンボックスは走ります。

天気は快晴、いい絵が撮れそうです。

師匠は昨日残した泡盛を今日はどこで飲もうか思案中です。

まだ取材も終えていないのに。

written by amano

こっちかあっちか

太田です。

窓の外を見るのが好きです。

 

生まれた当初住んでいた家が

当時にしては珍しく

5階という高さであったためもあって

いつもベランダ越しの街並みを

あくることなく眺めていました。

 

その家には、2歳までしかいなかったので

おそらく、もっとも幼いころの記憶です。

 

当時の心情までは覚えていませんが

眼下に広がる街並みの中に

何かしら思いを馳せていたように思います。

 

こっちの、親や家に守られた空間と

あっちの、好奇心や不安にかられる広い世界を

比べながら見ていたような気がします。

 

そしていま。

つい先月まで窓外の景色の一部だった建物の中に

少々用事があって立ち入る機会が出来ました。

 

あっちだったところがこっちに。

こっちだったところがあっちに。

 

こっちとあっちを行ったり来たり、

あっちはこっちになり

こっちもあっちになりました。

 

written by 太田

amano@国際通り

なんくるないさー、天野です。

国際通りの公設市場のあたりに来ています。

店がずいぶん新しくなっていましたが、やっぱりデンジャラスです。

師匠が〆にソーキそばを食べたいとおっしゃったので

飲み屋で教えてもらった店に向かったのですが、行けども行けども見つからない。

市場で店番しているオバァに聞いても

「『わったー家』?知らないなぁ。あんた知ってる?」と別の人にも聞いてくれる。

「わからないなぁ。でも角にある八重山そばおいしいよぉ〜」

師匠の機嫌が悪くならないうちにと、教えてもらったそば屋で食べることに。

「おいしいじゃない」と師匠もご満悦で一安心と料理を運ぶ店員の背中を見ると、Tシャツに『わったー家』の文字が…。

ちなみにわったーとは私たちの意味だそうです。

written by amano

amano@御殿山

なんくるないさぁ、天野です。

首里にある御殿山に来ています。

『御殿山』ごてんやまではなく、うどぅんやまと読みます。

その昔、首里石嶺窯が築かれていていたところです。

お腹が空いたので町の食堂に入っておかずだけの麩のチャンプルとコンビーフ炒めを頼んだら、それぞれにお味噌汁とご飯がついてきてビックリ!

「全部にご飯付くよー。あれーご飯いらないの?じゃ50円引くからねー」と山盛りのご飯が入ったお茶碗を下げてくれました。

それじゃ、麩のチャンプル定食やコンビーフ炒め定食にはあと何が付くんだろう?

written by amano

新生活にかかせない?

太田です。

三寒四温とはよく言い得たもので

まさにそんな日々ですね。

 

4月。通勤途中でも

沢山のフレッシャーズに出くわします。

社会人になって初めて

名刺を持つ人も多い事でしょう。

今日はそんな名刺のお話しです。

 

我が社の名刺は活版印刷を用いています。

活版についての説明は、今日は割愛しますが

印刷から上がった時点ではご覧のように

《黒》の部分しか刷られておりません。

 

この状態の名刺を受け取ったスタッフは

各々、ここから着色していきます。

 

私はまず、《赤》を消しゴムはんこで

押していきます。

こんな具合で表裏両面押していきます。

 

バナナマークは黄色マーカーで塗ります。

 

そんなひと手間をかけて、完成です。

 

一枚を完成させるのに、

大して時間はかかりませんが

100、200枚となってくると

それなりに手間ではあります。

 

でも、

その手間こそ惜しみたくないと

思って続けています。

 

私たちは、編集やデザインを通して

主に印刷物をお届けしています。

最後は自分で手を加える事により

その事を忘れないようにしています。

 

なにより作り手の誇りとして、

名刺にも手間を惜しまない姿勢を

貫きたいと思っています。

 

スタッフ各々に違う色付きのマークに

着目してお受け取りいただければ幸いです。

 

そして、よろしければ

あなた様の名刺もお任せください。

もちろん

完成品としてお届けしますので

ご安心を♪

 

written by 太田

amano@那覇西

2泊3日39,800円で那覇にいる天野です。往復のチケットに国際通りから徒歩10分のリゾートホテルに宿泊です。箱根で遊ぶより安い!

2つのプール、那覇唯一の温泉付きと、なんとも優雅な感じですがバカンスではなく師匠のお供です。

そして窓から見える景色はこれです。オーシャンビューに間違いありません。

プールがあるのは隣の本館でした。

written by amano

新元号ねえ

本格的に暖かくなり

桜も終わりましたね。

暖かいの大歓迎、太田です。

 

5月から令和だそうで。

少し落ち着いてきた感はありますが

馴染めない。いや、いい響きだと

好き嫌いを論じる方々もいらっしゃいますが

個人的にはどうでもいい事です。

 

昭和生まれ、平成の真っ只中で

仕事にもまれて来た私ですが

昭和や平成という響きを

好きだとか嫌いだとか、思った事もありません。

 

親や出身地を選べないのと同じで

昭和は生まれた時点であり

平成も「はあ、そうですか」という

程度のものでしかありませんでした。

 

なぜ関心が薄いかと言えば

自分には提案する権利がないどころか

選んだり、意見さえ

挟む余地すらないのですから

関心の持ちようがありません。

 

さて、統一地方選も前半戦終了です。

私の住む区議区知事選は後半戦で

これから告示・投票です。

「決めたり」「選んだり」する事を

委ねる人物を選ぶのは

他でもない私たちです。

 

ここにこそ、関心を持ちましょう。

 

written by 太田

amano@那覇

南下していたら、海を渡った天野です。

那覇に到着です。沖縄は5回目。仕事で3回、社員旅行で2回です。

空港の到着ロビーでは行列が。

何事かと思ったらスパムスビのお店でした。

29歳の頃に生まれて初めてランチョンポークを知ったとき

ジモティーに「やっぱりチューリップ印が一番さぁ」と言われてからランチョンポークはSPAMではなく、Tulipと決めている天野でした。

正直、一度に二種類を食べ比べたことがないので味の違いが分かりません。

written by amano

卒業

こんにちは、太田です。

東京にも桜開花の知らせが届きました。

卒業シーズン真っ盛りですね。

 

卒業も大きな環境変化のひとつですが

環境が大きく変化する出来事と言えば

ほかにも結婚、離婚、引越し。

就職、人事異動、転職。病気、怪我、

etc…

 

そして、それら大きな環境変化には

大抵、ストレスが付き物です。

 

それがたとえ、めでたい事であっても

人は急激な環境の変化を好まない傾向にあるそうです。

慣れ親しんだところから、いきなり

不慣れな環境に放り出されることは

生物にとって、生存の危機に晒されるため

本能的に恐怖を感じるものらしいのです。

 

そんな中、世の少年少女は小・中学校、高校、

さらに大学と、10~20代に差し掛かる少年期に

卒業・入学という環境変化を幾度と超えます。

少年少女はその都度、不安と期待に晒されながら

希望と、ときに絶望を胸に、旅立ちを繰り返します。

子どもが子どものままの新鮮さを保つのは

そうした繰り返しに、嫌が上にも翻弄されるから

なのかも知れません。

 

しかし、環境の変化は不安の対象であるとともに

一方で大きなチャンスの扉でもあります。

ノアの箱船も、宇宙戦艦ヤマトも

絶望的な現状を打破するために旅立ちました。

 

3月。

あなたのその不安と希望に満ちた卒業が

あなたの素晴らしい未来のための扉であるように

そのためのドキドキとして報われますように。

 

さあ。卒業の後には

惜しむ暇も与えてくれぬほどすぐに

新生活が控えています。

 

4月。

よいスタートをきれますように。

心から祈り、見守っています。

written by 太田

amano@新富士

まだ西に向かっている天野です。

 

彼は砂漠を

ときに後ろ向きにあるいた

自分の足跡を見るために

 

新幹線なので、自分の足跡は見られません。

written by amano

members