BANAPA通信

表参道にある小さなギャラリーオフィスで起こる
日々をつづるブログ

わらしべ長者にわたしはなるっ

みーちゃん

お元気ですか。

太田くんから原宿で個展を個展を開いていたと聞きました。

一歩一歩前に進んでいるんですね。

頼もしいです。

人との出会いってとても偶然で、それでいて必然なのだと思う。

うまく付き合うって、もちろん努力も必要なのだけど

その時の状況だったり、運だったりするんだなと思うのです。

景気がいいときに知り合えばいい関係かというとそうでもなくて

もう潰れそうだなというときに知り合うと、

意外とギスギスする関係じゃなかったり。

どんなときでも、相手をリスペクトできる

余裕と出来事と場所と気持ちみたいなのが

カチッと合えばうまく付き合える。

たとえ歳が上でも下でも、違う性別でも。

運は逃しちゃうこともたくさんあるけど

拾うこともできると思っているので

しばらくは下を向いて歩こうっと。

わらしべ長者を目指そう!

written by amano

わたしの好きな先生

週に一度、マッサージに通っている。

先生が東中野から明大前の整骨院に移っても

わざわざ明大前まで行く。

それだけ信頼している。

 

付き合いは適度な距離感で、というタイプなので

美容院ですら話しかけられるのは困ってしまう。

だから美容院も25年近く同じ人に担当してもらっている。

整体も同様。のはずだった。

東中野で揉んでもらっているときは話をした記憶がないのだが

移動の話を打ち明けられたときに

「先生を追いかけて移ってもいいですか」

と、まるで告白か、というようなことをしてから

なんだか距離がとても近くなった気がする。

施術中のおしゃべりも

最初は先生の彼女の愚痴にはじまり

回を増すごとに彼女が嫁になり、引越しの話になり

最近では揉みとおしゃべりの比率が逆転している。

 

今日も最近観たスラムダンクの映画の話になった。

先生はアニメスラムダンクのドンピシャ世代らしく

わたしの100000倍の熱量で映画の感想を話してくれた。

そこで観客の中にスーツのジャケットの下に

湘北のユニホームを着た男性の3人連れがいて驚いたことを話すと

「何もびっくりすることはありませんよ。野球の試合にユニフォーム着て行くじゃないですか」

「ええ、でも映画ですよ」

「だって、結婚式にタキシード着るじゃないですか。それと同じですよ」

先生に一生お世話になろうと思った瞬間だった。

written by amano

いつかは叶う

大好きな大橋さんが

いろいろと片付けはじめていらっしゃる。

京都のお店もそうだし、たくさん集めた雑誌や書籍など。

大橋さんと言っても私のことを知っているわけでもないし

勝手に大橋さん呼ばせていただいているだけだが、

とても『大橋歩』と呼び捨てにはできない。

だって尊敬しているから。

インスタにあがっている片付けられた雑誌や書籍の画像は

ArneやイオグラフィックのHPで見かけたものだったりする。

真似して購入したものもいくつかあった。

いつか見てみたいなーと思った昔の雑誌もあった。

 

実家をリノベーションして

壁一面に本棚をつくってもらった。

コツコツためた書籍を会社から持って帰ったり

一度手放した本を古本屋で再び購入したりして

子どもの頃からの夢をかたちにしているけれど

わたしの本たちはわたしの血となり肉となっているだろうか。

 

そういえば、御茶ノ水の松翁で、一度、大橋さんにお会いしたことがある。

たまたま大橋さんがデザインしたワンピを着ていて

お食事が終わったタイミングだったか

たまたま目が合ったタイミングだったかに

「いつも拝見しています!」と直立不動で言ったらしい。

「ありがとう」と言ってくれたのか、

言ってくれなかったのか忘れてしまったけど

優しく笑ってくださったことだけは憶えている。

会いたいと思えば、いつかは叶うものだ。

written by amano

コーヒーブレイク

コロナが流行る前後から、近所のSHOZOでコーヒーを買ってから出社している。忘れなければ水筒を持っていって、1回分のホットコーヒーを小春にもらった水色の水筒に入れてもらっている。

20回分先に払って、すこしおまけしてもらうシステム。チケットではなく、店の奥に図書カードみたいなカードに飲むたびに印を押すような感じだ。

感じと言ったのは、実物のカードを見たことがなく、お金を払うたびに、店の奥でゴソゴソとカードらしきものにチェックしているようだから。カードがあるせいで名前もおぼえてもらった。

常連さんもたくさんいるようで、コーヒーを待っていると常連さんが来てスタッフとおしゃべりする。わたしといえば洒落た会話もできず、空いている席に座ってBGMを聴きながらぼーっとしたり、軒先の花を見たり、たった5分ほどの誰にも邪魔されない時間を満喫している。つまり思い切り気を抜いている。

「天野さんいつもありがとうございます」

やさしいスタッフの声に対して

「ぐえっ」とカバンを落とすほど驚くたびに

ふふっと笑われるのであった。

 

written by amano

仮面ライダー

ある日「天野さんは森を見ないで木ばかり見てる」と言われた。

肯定的ではなく否定的に言われたと受け取った。

編集という仕事柄、それでも見渡しながら進めていたつもりだったので

多少、いや、ねちっこく落ち込んだ。

これは、小学2年のときに『よいこのあゆみ』(成績表)に「根気が足りません」と書かれて、あわててジグゾーパズルを用意した、短絡的なママの遺伝だと恨んでもみた。

2週間くらい地味に落ち込んだ。

そんなとき『シン・仮面ライダー』の映画に誘われた。

映画を見終わった後、飲み屋で感想を言う機会があったので、私は戦闘シーンで血が吹いていたことに(TVのときは血など吹き出していなかった)、ライダーもショッカーも血が流れているんだと改めて思えてよかったと述べた。

あと胸キュン要素もあったので、ライダーも人間よねと、点数は10点中8点と答えた。

仮面ライダーが好きだからと映画に誘ってくれた彼は、

「バイクがスズキなんだよね。TVのときはホンダだったのに、物足りないなー、だから3点」

120分何を観てるのかしらぁ。

森を見ないで木ばかり見ているのは、あ・な・た、と

生グレープフルーツサワーと一緒に呑み込んだ。

written by amano

『かさぶらんか』

お香とお線香の違いって

仏壇のそばにあるかないかだけだって

線香工場の人に聞いたことは以前も書いたかもしれない。

ママが亡くなってから

町田の家がいい香りに包まれることが多くなった。

といっても週に一度行くか行かないかだけど。

先の工場で、『かさぶらんか』というのを買った。

パパが亡くなったときにママの親友が

両手いっぱいのカサブランカを持ってきてくれたことを

思い出したから。

ママの死化粧も、その親友がしてくれた。

母親のことをママなんて言うのは

天野さんくらいだよって、昔太田くんに言われたような気がする。

written by amano

ラフィンなんていうのは

表参道で仕事をしていたら

ラジオから

「、ラフィンノーズ……」

と句読点の前は耳に入ってこず

3点リーダーの後も同様で

ラフィンノーズだけ残った。

ええっ、J-WAVEなんてオシャレな番組でラフィンですか。

まったく、ラフィンノーズをラフィンなんていうのは

RCは野音だね、とか

矢野顕子をあっこちゃんという世代なんだろうな。

ちなみに曲を推薦したのは

THA BLUE HERBのラッパー、 tha BOSSさんらしい。

もちろん、知るわけがない。

written by amano

甲斐バンドは好きじゃない。

「最近ブログの更新がなくてさみしいです」

ウッチーから届いた葉書に書いてあった。

読者がひとりみつかったので、ブログを再開しよう。

何曜日に担当になろうかと考えていたら

昔聴いていたサウンドストリートのことを思い出した。

月曜日から金曜日までのDJを思い出していたら

どうしても水曜日が出てこなかった。

月曜日、佐野元春

火曜日、坂本龍一

木曜日、山下達郎

金曜日、渋谷陽一

 

どうせなら、月曜日か火曜日にしよう。

元春も教授も大好きだったから。

 

そこそこ忙しくて

次こそ楽しい人生を。

なんて思いながらうちに帰ってきて

惰性でパソコンを立ち上げ

ウィキで水曜日のDJを確認したら

それは

甲斐よしひろだった。

 

わからないはずだ。

甲斐バンドは好きじゃない。

written by amano

amano@オフピーク通勤中_imagine

ハッピーターンを続けて3枚食べて

子どもの頃を思い出した天野です。

フィルムに包まれたハッピーターンと

銀紙に包まれたフィンガーチョコ。

本当はチーズ味のカールが食べたいのに

何度言ってもママは

ハッピーターンとフィンガーチョコを買ってきちゃうんです。

imagine there’s no heaven

written by amano

amano@オフピーク通勤中_赤頭巾ちゃん御用心

もみじ饅頭はにしき堂と決めている天野です。

この間、広島大学に行ったときに、

構内を赤く彩るかえで並木を見て

だから広島はもみじ饅頭なんだと

勝手に納得してお土産に買って帰りました。

田盛さんには、生もみじ饅頭をあげたのですが

食べたとたん、銀歯が取れてしまいました。

生もみじ饅頭にはご注意を。

 

 

 

僕が守ってあげるよ命がけ

written by amano

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