BANAPA通信

表参道にある小さなギャラリーオフィスで起こる
日々をつづるブログ

車窓2

先日、通勤電車内のお供は

文庫本だという話しを書いた。

一方、体が触れ合うほどの混雑時や

本を持っていないときには

主に車窓の景色を眺めて過ごしている。

 

うっとりするような夕陽に出会ったり

夕立など天気の急変を目の当たりにしたりと

思いがけないシーンに出会す事もあれば

古い建物が取り壊され、その地に

新しいビルが建っていく様子など

定点観測的にその過程を見届ける事もある。

 

いつもと同じ窓だけど

見える景色はいつも少しずつ違う。

その変化を見続ける事が

「暮らす」という事なんだと思う。

 

今夜の車窓からは、

どんな発見があるのだろう。

written by 太田

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