BANAPA通信

表参道にある小さなギャラリーオフィスで起こる
日々をつづるブログ

なんどもいうよ

少し前を振り返り1月中旬の話題に触れたい。

民進党候補が制した台湾総統選挙のことだ。

 

昨年から世界中がその動向を注目していた同選挙は

中台統一を目論む習近平=中国当局の圧力と

台湾の現状維持を望む民意のと戦いだった。

 

事実上の強権専制主義国家、中国のなりふり構わぬ圧力に

台湾の民意が勝利した事実は計り知れず大きい。

もちろん中台統一を望む台湾人も少なからずいる。

それでも、多くの一般市民らが望む結果であった事に

異論を挟む余地は大きくないはずだ。

 

翻って我が国の現実はあまりにお粗末極まりない。

 

話しはそれるが、日本に約2万人ほどいる郵便局長だが

局長になるには自民党入党が条件だと今朝の新聞で知った。

局長が党員なら、局員も? そう考えるのは自然なことだ。

 

経団連しかり、医師連盟しかり、不動産協会しかりだ。

そうした大きな組織が自分たちの利益のために自民党をまもり

そうした支持母体のために自民党が便宜を働く。

ゆうに半世紀以上、この構造が続く事態を許してきたのは

他ならない、日本の一般市民である私たち自身なのだ。

 

先の台湾総統選だが、その投票率は71.68%だったそうだ。

一方、日本の直近の国政選挙、2022年の参院選は52.05%である。

 

いい加減、目を覚まして欲しいものだ。

もはや「うつけの君主」と成り下がった今の内閣に

私たちの子どもや、その次の世代の未来を託せるはずがない。

 

追記

これもいつも言っている事なのですが

自民党が諸悪の根源だと言っているのではありません。

誰が支持したのか。高い投票率であったか。が大切なのです。

政治家は投票してくれた人の方を向いているのです。

多くの支持をくれた層に向かって便宜を働くのです。

つまり、棄権する人たちは無視されて自業自得なのです。

高い投票率で政治家を本気にさせなくてはいけないのです。

 

夜明けはいつかのう…

written by 太田

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