BANAPA通信

表参道にある小さなギャラリーオフィスで起こる
日々をつづるブログ

ラプソディー

新型肺炎で大騒ぎのなか、

花粉の飛び始めを感じている齊藤です。

 

チケットを余らせた友人に誘われて

クイーン+アダム・ランバートの来日公演に行ってきました。

正直、フレディが歌わないクイーンてどうなんだろう…

と、思っていましたが、

力強さと妖艶さを兼ね備えたアダムの歌唱力、

パフォーマンス力は圧倒的にかっこよくて、

名曲のオンパレードと、舞台演出の豪華さに

大満足の2時間でした。

 

70代のブライアン・メイ、ロジャー・テイラーも

衰えを感じさせないパワフルな演奏!

歌声も若々しくてびっくりでした!

ブライアンと一緒に「手を取りあって」を歌えたことは

一生の思い出です…

 

アリーナ席最後方だったので

舞台上のメンバーは

チラチラっとしか見えなかったのですが

宇宙空間でギターをかき鳴らす

ブライアン・メイ博士です。

(ライブ中の撮影OKでした)

 

 

written by haruna

評価

真冬に訪れた暖かな2日間に

思いがけずもらったプレゼントのようで

癒されている、太田です。

 

若いうちは、

仕事ではとにかく成果をあげることに

躍起になっていたように思います。

よりよいデザイン。

より売り上げる成果物。

結果として、より高い報酬。

 

仕事ですから、当たり前です。

 

でも、50代になった今

よりよいデザインも成果物も

結局、一人よがりな自己満足なのではと

思うようになりました。

 

どれだけ、その仕事を愛せたか

どれだけ、仕事に携わる人々を愛せたか

結果よりも大切な事だと

思うようになりました。

 

愛した仕事なら

評価は必ず後からついてくる。

 

そんな仕事の後はビールがうまい!

(期間限定営業、サイバラ酒場にて)

 

written by 太田

amano@茅ヶ崎

尊敬する先輩がたくさんいる天野です。

その中のひとりの先輩が

「子どもが小さい頃ね
打ち合わせ先でかばんからノートを出そうとしたら
子どものねパンツが出てきちゃったのぉ」

ケラケラと笑いながら話してくれました。

なんのこっちゃ、私も笑いました。

笑いながら涙がこぼれました。

そして、決めました。

かばんにはパンツとノートを入れて仕事しようと。

 

written by amano

東海七福神

週末は寒くなりそうですね。

暖冬で気が緩んでいる齊藤です。

 

先日の三連休初日、

いつもの登山部からお誘いいただき

東海七福神めぐりに行ってきました。

 

京急の北品川からスタートし

点在する神社、お寺をてくてく回ります。

 

1カ所目、品川神社の富士塚からの眺め。

京急は羽田に行くときくらいしか乗りませんが

この赤い車体がかわいらしくて画になります。

 

旧東海道の通るこの界隈、

いままで行ったことのないエリアでしたが

小さな町工場やレトロな商店街が下町感を醸しつつ

歌舞伎に出てくる鈴ヶ森刑場跡に歴史を感じたり

なかなかに新鮮で面白い街並みでした。

10キロ近く歩いたので最後はバテバテでしたが…

 

各スポットで七福神のご神像を集めると

こんなかわいい宝船になりました!

ご利益にあずかれるといいなぁ。

 

 

 

written by haruna

amano@表参道

天野、長いブログを書きます。

朝ドラのスカーレットを観ていたら

「人の心を動かすような作品をつくりたい。

誰かの描いた絵が 誰かを支えたりするように

僕も誰かの心を癒したり 励ましたり…」

「そんなもん休みの日にやればいい」

「つくりもんはそんな甘いもんちゃうわ」

 

このセリフに涙がポロポロとこぼれてきて

すぅーっと心の引き出しが開きました。

 

そういえば、30年前、印刷屋さんから来た仕事で

千葉の鉄鋼所の採用案内をつくることがありました。

そもそも、大手代理店から来るような仕事ではないので

制作費は潤沢にあるわけではありません。

時代はバブル。売り手市場です。

3Kと言われた鉄鋼所には、撮影映えする設備も

驚くような保養所もありません。

当然、人が集まらず、困った末の相談でした。

 

当時24歳。ちょっと前までは自分が売り手側です。(就職氷河期でしたが)

この難問に一緒に協力してくれたのが

デザイナーのけんちゃんと、ついこの間学校を卒業したばかりの山本。

知恵と工夫を出し合ってできた導入ページがこれです。

採用案内の納品前に結核で入院しました。

そしたら澤田さんが病院に採用担当者からの手紙を持って来てくれて

この採用案内で何人もの高校生が来てくれたとお礼が書いてありました。

 

ああ、そんなこともあったなと、今はどうなっているんだろうとググってみたら

ここにたどり着きました。

http://www.it-core.co.jp/aboutus/philosophy.html

 

ページをスクロールすると!!

 

おーい、30年前の私たち、連日遅くまで仕事だけど腐るな!

予算が安いとか地味だしと言って引き受けなかった連中よりも

人の心を動かす仕事をしてるみたいだよ!

 

written by amano

経験が価値

ある日、

ピカソが街を歩いていると

見知らぬ女性が駆け寄り

話しかけてきました。

 

「私はあなたの大ファンです。

このノートにサイン代わりに

簡単な絵を描いてくれませんか?」

 

ピカソはノートを受け取り

30秒ほどで小さいながらも

美しい絵を描きました。

そして、彼女へと手渡し

「この絵は、100万ドルです」

と告げました。

 

女性は驚きました。

「ピカソさん、絵を描くのに

たったの『30秒』しか

かかっていないのですよ!?」

 

ピカソは笑います。

30年と、30秒ですよ」

 

芸術家・ピカソの逸話として

芸術や創作の価値を言い表す

例としてよく語られる話です。

 

どんなに短い時間であれ

安価な素材であったとしても

天賦の才能に経験を積み重ねて

はじめてできる作品もあります。

 

制作に携わる者として

そう胸を張って言えるように

日々の鍛錬を怠らず

真摯に取り組みたいものです。

 

written by 太田

最中

あけましておめでとうございます。

令和最初の年賀状も

プリントゴッコで作った齊藤です。

 

元日は毎年、親戚で集まって

お墓参り、大貧民大会からの宴会が恒例行事です。

叔父特製のフォーチュン最中で

100円を当て、新年からプチハッピーでした。

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

written by haruna

2020

いよいよオリンピックイヤーです。

皆さま準備はいかがですか?

準備が楽しすぎて本番来て欲しくない

太田です。

 

同じオリンピックでも、

ときは1998年冬の話題に遡ります。

 

原田雅彦さんに代表される

日本ジャンプ陣の活躍で

記憶に残る大会となった長野五輪。

ジャンプ団体で追い詰められた同選手が

起死回生の大ジャンプで金メダルという

劇的な結果に終わったわけですが、、、

 

当時も囁かれたように

原田さんは決して成績が良くはありません。

失敗ジャンプが多く、どちらかというと

チームの足を引っ張っていた選手なのです。

(94年リレハンメルの結果もしかり)

ご存知レジェンド葛西紀明さんなどは、

少なからず当時の悔しさがあるから

今も飛び続けていると公言したこともあります。

 

その影で、今も淡々と飛び続ける

もう一人のレジェンドが

健在なのをご存知でしょうか。

船木和喜さん、44歳です。

 

現在の活躍をここで書くことはしませんが

いま言いたいのは、その事実があまりにも

報道されない、ということ。

 

「原田ジャパン」みたいな煽り方も

葛西さんを「レジェンド」と祭るのも

決して否定はしません。

けれど、広義的には同じ〈伝える仕事〉に

身を置くものとしては、

船木さんのようにスキーや地元北海道に

地道に貢献する姿の方に興味や共感を覚え、

これを伝えたいと、改めて思った次第です。

 

皆が知っているものを後追いするでなく

自分がいいと思ったものを

自分の足で訪れ、目で確かめ、寄り添って。

そんな風に、丁寧に伝えたいと

心新たにした年明けです。

written by 太田

amano@napoli

 

あけましておめでとうございます。

天野は今年もこんな感じです。

 

written by amano

1994→2020

新年あけましておめでとうございます。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

自分の正月休みは年末から片足を突っ込みハマりかけていた

海外ドラマの「フレンズ」にどっぷりでした。

 

放送時期は1994年〜2004年。

自分が生まれて間もない頃に始まっていたドラマですが、不思議と古い感じがしない。

登場人物の服装や髪型も「古いなぁー!」って感じがあんまりしません。

逆に今っぽくも見えてくるほどで、

ファッションは10年周期で回ると言われていますがまさにそんな感じです。

(ただ、若い頃のジョージクルーニーがゲストで出てきたりと時代もちゃんと感じます。笑)

 

画面を見て母親が「これフレンズ?懐かしいー!!」と食いついてきました。

「リアルタイムで見ていたのよ」と懐かしげに母親が話し、

その日からフレンズは晩ご飯のお供になりました。

やはり親子はどう転んでも似るようです。

 

シチュエーションコメディなので常に面白おかしい話なのですが、

まれに出てくる日本とは「文化の違う」笑いに首を傾げたり

ブラックジョークや下ネタ等、万国共通で面白いものは面白いんだなと笑ったり。

多くの笑いと共に新年を迎えることができました。

 

今年は年始から笑いが多い1年にできそうです。

written by zenta

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